画像提供:マイナビニュース銀座のクラブに勤務する筆者が「ちょっと残念なおじさん」をご紹介します。
今回ご紹介するのは、ただの会食を「デート」扱いするおじさん。
○「今日は朝まで一緒にいられるんだよね」おじさん
これはまだ私がフリーのライターとして独立したばかりで、今よりもさらに仕事に困っていた頃のことです。会社員の頃からお取引のあったとある企業のおじさんから「今度、仕事くれそうな人を紹介できそう」「会食をするから来ない?」とお声がけいただきました。
勇み足で「よろしくお願いします」とおこたえし、当日を迎えました。ところが、会食を予定していた時間の2分ほど前になって
「ごめん、みんなインフルみたいで」
「今日はオレと2人だけどいいかな?」
と、おじさんが言い出しました。
2分前ですよ。えー、仕事くれそうな人来ないんじゃ意味ないじゃんと思いましたが、私はもう会場に到着してスタンバイしています。「私もインフルみたいで」とか口実を作って退散するという選択肢もあったかもしれませんが、ひとまず「よろしくお願いします」と返信しました。
数分後に到着したおじさんと薄暗いバーで渋々お酒を飲んで、食事をして、さて帰ろうという段階になって、今度は
「今日は朝まで一緒にいられるんだよね?」
と、おじさんが言い出し、私の手をギュッと握りました。キモー。もちろん「翌日の仕事が早いから」と、おじさんをなだめて、振り切って、終電の2本手前で帰りました。その直後に
「今日はすごく楽しかったね」
「今度は美味しい焼き鳥をご馳走しますよ」
「次は来週とかどうですか?」
と、おじさんからLINEが。会食とは?
○おじさんだってバカじゃないので
おじさんだってバカじゃないので「今度、仕事くれそうな人を紹介できそう」とかいうエサをブラつかせでもしないと食事の約束は取り付けられない、というところまではわかっています。
だって彼は高橋一生でもオダギリジョーでもないただの中年で、薄毛で、薄毛を茶色に染めてハゲ隠しをしている肥満体型の冴えないおじさんで、給料据え置きの中小零細勤めです。
ほとんど丸腰のおじさんが男女の市場で有利に戦うには「今度、仕事くれそうな人を紹介できそう」くらいのアクセサリーがないとキツイですよね。わかります。
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○おとなしくキャバクラ行け
今回は、ただの会食を「デート」扱いするおじさんについて紹介しました。
おじさんだってバカじゃありません。「今度、仕事くれそうな人を紹介できそう」とかいうエサをブラつかせでもしないと食事の約束は取り付けられない、というところまでは彼自身がよーくわかっています。
そうまでして女性と食事をしたいものなんですよね。不思議です。デートっぽいことがしたいのであれば、どうぞキャバクラを利用してください。キャバ嬢なら「次は来週とかどうですか?」にも喜んで応じてくれますよ。もちろん同伴ですが。
みずえちゃん みずえちゃん 1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務しながら、大阪北新地でキャバ嬢デビュー。現在は銀座のクラブに勤めるかたわら、フリーランスのライターとして活動している。 この著者の記事一覧はこちら(みずえちゃん)