
声優の緑川光(58)が28日、東京国際フォーラムホールAで、朗読劇READING WORLDユネスコ世界記憶遺産舞鶴への生還「約束の果て」(再演)公演直前会見に出席した。
同作は第2次世界大戦後、日本最後の引き揚げ港となった京都・舞鶴港の歴史を背景に、シベリア抑留を経験した人々の記憶をもとにした物語。24年に舞鶴市総合文化会館で上演した。
再演について「それこそ2年前に東京で、もっと大きい規模で、たくさんの方に見てもらいたいという話は出ていた」と振り返ると、「その念願がかなって今回、大きい会場で公演をすることができます。自分の中では非常にうれしいです」と述べた。
2年前の舞鶴公演の際、記念館を訪問。「語り部として展示物の説明をしてくださる方々が、中・高校生ぐらいの子たちが多くて」とすると、「部活にしろ遊びにしろ、やりたいことはあると思うけど、ある程度情熱を傾けないとできないぐらい滑らかな説明だった」と紹介し、「多分ずっと語り継がれてきているんじゃないかと感じた」。
声優には“語り部”の側面もあるという。「だからこそただの朗読劇ではなく、朗読劇プラス語り部として任務も担っていきたいし、いかなくてはならないと思っています」と意気込んだ。その上で、「繰り返したくないという思いは当然ある」とし、「空っぽな気持ちで見ていただき、何かを持ち帰っていただけるとうれしい」と呼びかけた。
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