
<巨人−広島>◇29日◇東京ドーム
エビがプリッと抜け出した。イニング間の名物イベント「すしレース」は、14歳少年が扮(ふん)したエビが今季9勝目を挙げた。
勝負どころで見せたのは豪快な“中抜き”だった。前を走るすしたちが密集する中、その間を縫うように一気に加速。次々とライバルをぶち抜いて先頭に躍り出ると、そのままゴールまで駆け抜けた。
年間優勝はすでに13勝のコハダに決まっているが、“すしペナント”は最後まで熱い。この日の勝利でエビは9勝。イカと並んで2位タイに浮上し、残りはいよいよ1レースとなった。マグロ、タマゴも8勝で追っており、年間2位争いは最終戦までもつれ込んだ。
一方で、残念ながら順位が確定したすしもある。ウニは現在3勝で最下位。残り1戦を勝っても4勝にとどまり、8位かんぴょうの5勝には届かないため、年間最下位が決まった。高級すしネタの代表格も、今季の“すしペナント”では苦しい戦いを強いられた。
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泣いても笑っても、残すはあと1貫……ではなく、あと1レース。コハダが年間王者の貫禄を見せて締めくくるのか。9勝で並ぶイカとエビが単独2位をつかむのか。それともマグロ、タマゴが最後に意地を見せるのか。半年間走り続けた「江戸前スーシーズ」の2026年シーズンも、ついにフィナーレを迎える。
◆今季の戦績はコハダ13勝、イカ9勝、エビ9勝、マグロ8勝、タマゴ8勝、アナゴ6勝、芽ネギ6勝、かんぴょう5勝、ウニ3勝
▽すしレース 4回表終了時にイニング間イベントとして、米国の「ホットドッグレース」のような「すしレース」を開催している。ファン参加型のアクティベーションで出場者は「江戸前スーシーズ」に扮(ふん)して競走する。メンバーはマグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴの5貫に加え、今季から新メンバーのイカ、ウニ、芽ネギ、かんぴょうの計9貫。
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