アドマイヤクワッズ(撮影:下野雄規) 天皇賞(秋)やマイルCSへ向けた重要な前哨戦として位置づけられる毎日王冠。東京競馬場の芝1800mを舞台に、今年も豪華なメンバーが集結した。実績のある古馬に、勢いに乗る3歳馬がどう挑むのか、世代間の力関係が問われる一戦となる。
1.若いほど好成績
馬齢別の成績では、3歳馬が[5-1-1-10]で複勝率41.2%と最も高く、4歳馬が複勝率31.3%。以降5歳馬27.0%、6歳馬11.8%、7歳馬9.1%と年齢が上がるごとに成績が下降する。レース間隔が空きやすい秋の始動戦ということもあり、フレッシュな若い世代が年長馬を上回るパフォーマンスを見せることが多い。今年も有力な3歳馬がエントリーしているため要チェックだ。
2.前走GI組が安定した成績を誇る
前走のクラス別成績を見ると、GIを使われてきた馬が[6-6-5-27]で複勝率38.6%と、高い数値をマークしている。春のGI戦線を戦ってきた有力馬の秋初戦に選ばれるレースだけあって、そうした馬たちが単純に格の違いを見せつけることが多い。
3.前走上位入線馬がここでも活躍
着順別のデータを見ると、前走1〜3着と上位入線した馬が合わせて[7-6-6-23]。複勝率は45.2%と高く、結果を出している馬が続けて走る傾向にある。前走GI組の場合は馬券圏外からの巻き返しも期待できるが、基本は前走上位入線馬が有力と考えたい。
アドマイヤクワッズは春のNHKマイルCで3着。「3歳馬」「前走GI」「前走1〜3着」という今回取り上げた3つの好走ファクターを全て満たしている。マイル戦で活躍しているが2000mの弥生賞で3着に入っており、1800mなら問題なくこなせるだろう。勝ち負けを期待したい。