ポルトガル代表から途中離脱のC・ロナウド [写真]=Getty Images FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル/サウジアラビア)がポルトガル代表から途中離脱したなか、スペイン紙『マルカ』がその経緯と将来について分析した。
41歳のC・ロナウドは、FIFAワールドカップ2026後最初の代表ウィークとなった今回も、ポルトガル代表に選出されると、UEFAネーションズリーグ2026−27・リーグA4の第1節ウェールズ戦(⚪︎1−0)でスタメンとしてプレーした。一方で、第2節ノルウェー戦(⚪︎2−1)では、同国代表の公式戦において約18年ぶりに出場なしに終わると、試合後にはあからさまに不満気な態度を取った。さらに翌日から、全体練習を欠席。そして30日、ジョルジ・ジェズス監督とペドロ・プロエンサ会長(ポルトガルサッカー連盟)との話し合いの末に、途中離脱することを発表した。
かくしてC・ロナウドがポルトガル代表から離れた今、スペイン紙『マルカ』がそこに至るまでの経緯を解説。「C・ロナウドとジェズス監督は当初、4試合のうち初戦(ウェールズ戦)と第4戦(4日のノルウェー戦)でプレーすることで合意した」とした上で、ウェールズ戦までは「すべて順調だった」と記した。
仲違いのきっかけとなったのは、先月27日のノルウェー戦の朝だったという。同紙は、「ジェズス監督は考えを改め、クリスティアーノに『この試合、君が必要になる』と告げ、おそらく最後の30分間は彼を起用するつもりだった」とのこと。しかし、「ポルトガル代表が54分に勝ち越しに成功したことで、リードを守り切るための采配が優先され、7番をピッチに送り出す必要がなくなった。結局、彼は30分間ウォーミングアップを続けたものの出場機会はなく、怒ってスタジアムを後にした」と二転三転とした指揮官の起用方法が不満だったとされる。
その後、C・ロナウドは翌日からチームの全体練習を欠席。29日はジムでの個別トレーニングを選んだ。そして、「クリスティアーノの怒りが爆発したのは、ジェズス監督の記者会見だ」と対立が決定的となった瞬間を明かしつつ、「このスーパースターは監督の記者会見を聞き、その説明(ジェズス監督は準備を要求するのが早過ぎたと自身のミスを認めた上で、出番がなくて怒るのは10秒、15秒、あるいは20秒ほどで過ぎ去る、フラストレーションの一瞬に過ぎないとコメント)に納得がいかなった。チームとの練習に復帰するどころか、合宿地を飛び出したのだ」と詳らかにした。
最後に『マルカ』は「これは、クリスティアーノの代表引退を意味するのか?」と問うた上で、「事態がまだ発生したばかりであるため、現時点では何とも言えない。しかし、背番号7の通算234試合で146得点を記録した代表キャリアは、ポルトガルの地で幕を閉じたのかもしれない」とその可能性も十分にあるという見方を示した。
C・ロナウドとポルトガル代表の結び付きが、今後どのような進展を迎えるのかに注目が集まっている。