たった一晩で水1万リットルなくなった田んぼ→まさかの犯人に「アメリカから来たのかな」「こんな被害出すんですね」

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2026年10月02日 20:00  ねとらぼ

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水がなくなってしまった田んぼ

 米農家が田んぼの見回りに行ったら、大きな穴が開いていて……。田んぼと農家を襲う、意外な驚異がYouTubeで話題です。動画は記事執筆時点で12万回以上再生され、1800件の高評価を獲得しています。


【画像】まさかの犯人


 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「せーせーファームちゃんねる」(@sesefarm)。“楽しく作業する”をモットーにしている農家の「せーせー」さんが農業に関する情報や、作業中の出来事などを発信しています。また、以前にも田んぼから出てきたとんでもないものが話題になりました。


 今回話題を呼んだのは、田んぼに開いていた大穴をふさぎ、その犯人を探していく様子です。ある日、全米農家が行っているという最重要儀式をしようとしていたせーせーさんは、田んぼに全く水が入っていないことに気付きました。


 米農家の日課かつ最重要儀式となっていること、それは「田んぼが満水なのか見回る」ことです。稲を暑さや雑草から守るために大切な見回りを毎日行っていたせーせーさんは、このまま何事もなく稲が生育していくと思っていたようです。


 こちらの動画が撮影されたのは田植えが終わり、田んぼの水管理と草刈りをする時期です。撮影日の前日はかなり雨が降ったため、田んぼの水は満水になっているはず。しかし念には念を入れて、せーせーさんは見回りに行くことにしました。


 しかし到着した田んぼは満水どころかすっかり水が抜け、土が見えてしまっている状態だったのです。絶対満水なはずなのにそうではないという現状に、せーせーさんはかなり困惑している様子。


 とはいえプロ農家であるせーせーさんはすぐ、排水が決壊していることが原因だと思い至ります。田んぼの排水は土嚢袋や木の板で閉じてあり、水が多くなるとオーバーフローしていい感じの水位をキープしてくれます。しかし何回も水が流れると排水が壊れて決壊することがあるのだとか。


 これまでの経験から排水の決壊が原因だと考え、すぐに排水側の様子を見に行きましたが、どの排水も壊れておらず、水も漏れていませんでした。困惑しながら見回っていたせーせーさんはここでふと、ある異変に気付きます。というのも田んぼの土に大きくて細長く、底が見えないほど深い穴が開いていたのです。


 田んぼに開いている穴の様子を見てみると、その形は非常にキレイな丸型であり、それが奥まで続いていることがわかります。この形状を見るに、犯人はおそらくザリガニではないかとのこと。どうやら田んぼの中から外の用水路まで穴を掘り続け、巣穴を作ってしまったようです。


 外の用水路にたまった水が濁っているということは、きっとザリガニがいるだろうと話をしていると、水中には真っ赤な体を持つザリガニの姿が見えました。


 せーせーさんによると、今回ザリガニが開けた穴の影響で失われた水の量は何千リットルにも及ぶとのこと。かなりの損失ですが、水がなければ稲は育たないため、なんとかして再度注水しなければいけません。開けられた穴は土嚢袋と田んぼの土を使ってふさぎ、ザリガニ自体は退治することにしました。


 ザリガニに開けられた穴には、田んぼにも使えてザリガニにも効く殺虫剤を投入。土嚢袋を入れるために穴の周辺を掘っていくと、1メートルくらいの深さまで穴が掘られていること、そこから横穴に繋がっていることがわかりました。ザリガニ1匹でこれだけ大きく、深い穴を掘ってしまうことに驚きますね……!


 殺虫剤を投入した後は穴の奥に空の土嚢袋、その上に土を詰めた土嚢袋を2袋、田んぼの土という順番で詰めて穴を埋めてみます。土嚢袋と土を何度も足で踏み固め用水路を確認しましたが、残念ながらまだ水が漏れていました。


 セメントを入れた方がよかっただろうかと少々後悔しつつも、土嚢袋をもう1袋追加して踏み固めてみるせーせーさん。その後も水が完全に止まることはありませんでしたが、いずれ止まるだろうということで、再度殺虫剤をまいて作業を終えることにしました。


 排水側の修理が完了したところで、1枚目の田んぼから注水してみることに。田んぼがきちんと満水になるのか、排水側からの水漏れが止まっているのか確認するため、ひたすら待ちます。


 数時間後、1枚目の田んぼは無事満水になっていたため、水を止めてから穴を埋めた排水側をチェック。するとこちらも水が満ちて、完全満水の状態になっていました。


 しかし用水路の方を見てみると、まだどこかから漏れがある様子。聞こえてくる音に耳を澄ますと、なんと別の箇所からも水が漏れていたのです! その後こちらも修理したところ、多少ましにはなったものの、水漏れが完全に止まることはありませんでした。


 改めて確認していくと他にも水が漏れている箇所があったので、どうやらザリガニが何カ所も穴を開けてしまったようです。今回は田んぼを満水にしてしまいましたが、もう少し水が減れば圧が減って水が漏れなくなる可能性もあるため、こちらは様子を見ていくことにしました。


 どこかの穴をふさげば新しい穴が開くという、米農家の現実や苦労を教えてくれたせーせーさん。その後、別の田んぼを見回りに行きましたが、向かった先でも水漏れが発生していて、一難去ってまた一難。毎年うまくいかないけれど、だからこそ農業は楽しいと話すせーせーさんなのでした。


 犯人探しとその後の様子に、「ザリガニがあんな長いトンネル作るって知らなかった」「しかも結構深く穴掘って田んぼの水がほぼ無くなる位まで。驚きです」「強烈ですね……見てて怖かったです」「こんな被害出すんですね」「アメリカから来たのかなぁ」「農業は難しい」「稲を守るのって色々大変なんですね、知らない事だらけで勉強になります」「ご苦労様です」「農家さん応援してます」と驚きや労いの言葉が寄せられました。


 せーせーさんはYouTubeチャンネル「せーせーファームちゃんねる」(@sesefarm)の他にも、Instagram(@se_se_farm)とX(@se_se_farm)で農業に関する話題を中心に、さまざまなコンテンツを公開しています。


画像提供:YouTubeチャンネル「せーせーファームちゃんねる」(@sesefarm)さん



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