
昨秋に巨人の2軍監督を退任した桑田真澄氏に対し、現場復帰を望む声が高まっている。巨人への復帰説にとどまらず、最下位に沈む中日の次期監督候補として名前が浮上。にわかに注目が集まるなか、ネット上では過去の指導歴や、母校の惨状にも視線が注がれているようで……。
まもなくペナントレースが全日程終了となるが、にわかに桑田真澄氏の周辺が騒がしくなっている。巨人の2軍監督を離れて以降、現場での指揮を求めるファンの声は絶えず、巨人監督待望論だけでなく、井上一樹監督の辞任表明に揺れる中日の新監督候補として最有力視されているという報道まで飛び出した。
しかし、巨人のエースとして輝かしい実績を残した桑田氏だが、過去の指導歴を振り返ると、必ずしも順風満帆な道のりばかりではなかった。桑田氏は2010年に早稲田大学大学院でスポーツビジネスを学んだのち、2013年から2年間、東京大学野球部で特別コーチを務めている。
「当時、チームは空前の連敗記録を更新している最中。桑田氏は『量より質』『選択と集中』をテーマに掲げ、短時間の練習で集中力を高める指導を模索。長時間の練習や根性論が根強く残る野球界にあって、理にかなったアプローチを提示し続けたものの、指導期間中の成績は0勝40敗に終わり、勝利をもたらすことはできませんでした」(スポーツライター)
一方で、まさに今リアルタイムで頭を悩ませているのが、2018年からOB会長を務める母校・PL学園高校の厳しい現状だ。同部は2017年3月に大阪府高野連を脱退。2023年に1年生1人が入部したことで活動を再開したものの、状況の厳しさは今なお変わっていない。
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“PL消滅時のOB会長”の黒歴史に
「今年1月開催のOB会では桑田氏自らがあいさつに立ち、中高合わせた生徒数が全校で73人にまで激減し、野球部復活はおろか、学校自体の存続が危機的状況にあるという切実な現状を明かしています。教団の事情や過去の不祥事に揺れた母校だけに、このままでは『PL消滅時のOB会長』となりかねません」(スポーツ紙記者)
こうした“過去の苦労”があろうとも、現場で積み重ねてきた桑田氏の経験は、指導者としても大きな武器になるはず。
「巨人の2軍を優勝に導いたことで、監督としての資質や指導力は証明済みです。注目されるのは一軍の全権を握った際、どんな組閣を見せるか。PL学園には球界で実績を積んだ指導者候補が豊富にいます。桑田氏の言う“PLの絆”を軸に組閣を進められれば、チーム作りにおいても盤石な体制を築けるのでは」(スポーツ紙デスク)
酸いも甘いも噛み分けた桑田氏が再びプロのユニフォームを着て、その手腕を振るう日は訪れるのか。それはどこのチームとなるのか。
週刊女性PRIME
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