
中学時代からのいじめっ子が、還暦になってもいじめっ子のままだったら驚きだ。
投稿を寄せた九州地方の60代女性は、今年のお正月に郷里で開催された中学時代の還暦同窓会でのエピソードを明かした。同窓会の告知があった際、締め切り直前まで参加を迷ったという。
「(理由は)当時仲が良い振りをして、社会人になっても長年私をいじめていた幼馴染が複数名出席回答をしていたからです」
一方で、ほかの同級生から「久々に再会できるのを楽しみにしている」と連絡があったため、出席を決めた女性。しかし、会場に到着するなり、いじめグループから「あー、○○が来てるー」「○○は全然連絡してこないからー」とニヤニヤしながら絡まれてしまう。(文:篠原みつき)
「もし供花やお香典を同級生でするなら私も加えて欲しい」
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しかし「覚悟していたので私は笑顔でスルーしていました」と女性は大人の対応を貫いた。
一方、宴席で女性の対面になるはずだった、一番会いたかった優しい幼馴染は体調不良で欠席していた。女性は「会いたかったなぁ」と独り言をこぼしつつ、1次会・2次会をいじめグループと距離を置くことで乗り切り、風雪の中で夫の運転で帰宅した。
ところが約1か月後、欠席していた幼馴染が病気で亡くなったという訃報が届く。故人も自分も、いじめグループも同じ部活のメンバーだった。訃報を知らせてくれた同級生に、女性は「もし供花やお香典を同級生でするなら私も加えて欲しい」と頼んだ。
「この年齢になっても、友達が亡くなったこの状況でここまでするのかと」
同級生も「そうだね!一旦みんなと連絡とってみる」と動いてくれたのだが、翌日の回答は予想外のものだった。
「いじめグループA・B・Cは私だけ外して供花を手配するとのこと。この年齢になっても、友達が亡くなったこの状況でここまでするのかと、残念で怒りやら哀れみやら多くの感情が私の中で湧き出て混乱しました」
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幸いにも、連絡をくれた同級生が別のグループに女性を入れる段取りをしてくれた。遠方のため葬儀に参列はできなかったが、お陰で故郷に向かって手を合わせることができたという。
「もう私の年代では、そうそう同窓会が開催されることは少ないと思います。もし何かで同級生に会う機会があったら、以前にも増して笑顔でいられるよう日々を重ねていきたいと思います」
最後にこう結んだ女性。いい大人になっても仲間はずれを徹底する人たちを、反面教師にしているようだ。

