警視庁本部=東京都千代田区 スマートフォン決済アプリ「PayPay(ペイペイ)」の本人確認済みのアカウントを購入したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は6日までに、犯罪収益移転防止法違反容疑で、札幌市東区伏古の無職木村政信容疑者(33)=電子計算機使用詐欺罪などで起訴=を再逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めている。
同課は、木村容疑者らの詐欺グループが、電子マネーをだまし取る際に、入手したアカウントを悪用していた可能性があるとみて調べている。
再逮捕容疑は仲間と共謀し、昨年9月25日〜同11月20日、秘匿性の高い通信アプリで、20〜30代の男女4人から本人確認済みのPayPayのアカウント情報の提供を有償で受けた疑い。
同課によると、木村容疑者は中国人とみられる人物から指示を受けており、仲介屋を通じてSNSでアカウントの提供者を募集。1アカウント7000〜2万円で購入していたという。
同課は6日までに、提供した4人についても犯罪収益移転防止法違反容疑で書類送検した。
木村容疑者はほかにも16アカウントを12人から購入していたとみられ、同課が調べている。
木村容疑者は、通販サイトの利用者に、在庫切れのため返金すると偽り、ペイペイを操作させて電子マネーをだまし取ったなどとしてこれまで計3回逮捕され、その後起訴されている。