
長時間労働が常態化した職場では、違法な働き方が見過ごされるだけでなく、記録まで書き換えられることがある。
投稿を寄せた東京都の50代男性(医療・福祉・介護/年収200万円)は、現在58歳。3年前までマスコミ関係の仕事をしていた。男性は当時の労働環境について「朝の情報番組を担当しており1日30時間労働などはざらでした」と明かす。(文:法田ひまり)
「体調を崩した事をきっかけにクビになりました」
ある日、仕事中に上司がやってきてこう言われたという。
「先月の勤務時間が350時間を超えているんだけど、これちょっとマズイんで休憩時間を多く取った事にして書き換えてくれる?」
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この言葉に衝撃を受けた男性は次のように対応した。
「私は放送ギリギリの追い込みに入っており、また“何をバカな事を”と思い『今はちょっと』と断ると『あ、ごめん、じゃあコッチでやっとくから』と席を離れて行きました」
結局、上司が書き換えてしまったのだろうか。男性は「本当に書き換えられたかは確認していませんが、以降も300時間超えは当たり前の様に続き、挙句には体調を崩した事をきっかけにクビになりました」と綴っている。
「給料は物凄く下がりましたがストレスフリーの毎日を送っています」
しかし、男性はクビになったことがかえって良かったと感じている。
「今振り返ると血圧が上200を超える事も多かったので、辞めて命拾いしたとも感じています。現在は介護の仕事に転職しました。給料は物凄く下がりましたがストレスフリーの毎日を送っています」
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クビになったことが、理不尽な環境に耐え続ける男性を救い出す転機になったと言えそうだ。
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