ロッテ・ソト「自分がもっと打っていれば」と反省も…チームは「去年よりも良くなっている」

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2026年10月08日 09:00  ベースボールキング

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ロッテ・ソト(撮影=岩下雄太)
 「プレーオフには出場できなかったですけど、プレーオフに出場できるようなチーム力はあると思います。去年よりも良くなっていると思います。もっともっと良くすべきところはあるので、そこを改善していければなと思います」



 ロッテのネフタリ・ソトは10月5日の試合前練習後の取材で、今季について伺うとこのように総括した。



 ソトはロッテ移籍3年目の今季、「若い子もベテランの人もたくさんいるチームですので、みんなが一つになってやっていけば、できるだけ早く1つになっていけば勝ちに向かっていけると思うので、その役割をしたいと思います」と、外国人選手では1998年のフリオ・フランコ以来のチームキャプテンに就任。



 今季に向けてシーズンオフは「いつもより早めの時期からバッティングを開始しました」とバットを振り込み、昨年は2月20日に来日し、2月22日の糸満春季キャンプから合流したが、今季は1月29日に来日し都城春季キャンプ初日から参加。



 「ファンは勝ちを望んでいると思いますので、僕らは全員でできるだけのことをやって、勝ちに向かっていきます。シーズン中もファンの方が喜んでいただけるようなシーズンを送りたいと思っています」



 3月27日の西武との開幕戦、『6番・ファースト』でスタメン出場しマルチ安打を達成すると、翌28日の西武戦、4−0の6回無死一塁の第2打席、「3−2だったのでゾーンに来る球を待っていました。変化球を狙っていたわけではないですが、しっかり対応して捉えることができました」と冨士大和が3ボール2ストライクから投じた7球目のチェンジアップをレフトへ今季第1号2ラン。4月1日の日本ハム戦では0−0の4回二死一、二塁の第2打席、「とても大事な場面だと思っていましたし、2人ランナーも溜まっていたのでそこでどうにか相手にダメージを与えたいなと思って出た一発です。カウント3−2からストレートが来たのでしっかり打ち返すことができました」と、北山亘基が3ボール2ストライクから投じた7球目のストレートをレフトスタンドに第2号3ランを放った。



 5月17日のオリックス戦、「前の打席もチャンスで1点も取ることが出来なかったですが、この打席でチームの勝ちに近づけるように努力した結果がこういった結果になり良かった」と0−1の6回二死一、三塁の第3打席、曽谷龍平が投じた初球の133キロカットボールをレフトへ逆転の第3号3ランを放てば、5月26日の広島戦、1−1の8回二死一、二塁で八木彬の代打で登場し、1ボールからの2球目が暴投となり二、三塁となると、ハーンが2ボール2ストライクから投じた157キロのストレートを打ちにいき、ファースト・モンテロ、セカンド・菊池涼介、ライト・名原典彦の間に落ちるライトへの2点適時二塁打と勝負強さが光った。



 6月に入ってからは本塁打を量産した。6月12日からの古巣・DeNAとの3連戦では、8打数4安打、3本塁打、3打点の大暴れ。1戦目に1−2の4回一死走者なしの第2打席、「ゾーンに対してアグレッシブに行こうと思っていました。最近バッティングも調子良く来ているので感じ良く打つことができました。もちろんベイスターズの選手も知っていますがベイスターズ戦だからとかではなく他のチームと対戦している時と同じように自分の仕事をするだけだと思っています」と入江大生が投じた初球の152キロストレートを左中間ラグーン席に一発。この本塁打でNPB12球団本塁打を達成した。



 2戦目の6月13日のDeNA戦でNPB通算1000試合出場を達成し、6月14日の試合では0−0の2回無死走者なしの第1打席、「良いピッチャーなので甘い球が来たらアグレッシブに行こうと思っていました。しっかりボールの見極めも出来ましたし、良い形で打ててホームランになってくれて良かったです」と尾形崇斗が2ボール2ストライクから投じた6球目の156キロストレートを左中間スタンドに運ぶ本塁打を放つと、5−2の7回一死走者なしの第4打席、伊勢大夢が2ボール2ストライクから投じた5球目の149キロストレートをバックスクリーン左にこの日2本目となる本塁打。



 栗原健太打撃コーチはソトの打撃について「もともとソトの場合は、ホームラン、長打を打つコツみたいなものが、感覚的なものはありますからね。DeNA戦で2本出たじゃないですか、ああいうのが出ると感覚が出てくるので、継続して出ているんじゃないですかね」と分析したように6月と7月の2ヶ月で9本塁打を放ち、7月終了時点で本塁打数は昨年の13本に並んだ。



 しかし、山口航輝、井上広大、上田希由翔といった若手・中堅選手の出場機会が増え、8月の後半以降はベンチを温めることが多くなった。若手の活躍は刺激になっていたのだろうかーー。



 「ポジティブな面もたくさんありました。山口選手だったり、西川くんもそうですし、横山くん、鈴木昭汰選手に関してもとても素晴らしいシーズンを送れたと思っています。プレーオフには参加できなかったですけど、ポジティブな面もあったので、そこは前向きに捉えたいと思っています」(ソト)



 チームは6月に最大9あった借金を完済し貯金2としたが、7月以降は黒星が先行。最終的にはリーグ5位に終わった。



 「難しいことではあるんですけど、自分がもっと打っていればチームの勝ちにもっと貢献できたのかなと思いますが、もちろん自分の中で全力を出し切っているので、少し打っていればなという気持ちが正直な気持ちというところです」



 ソトはロッテに加入してから何度もチームの勝利について口にしてきた。今季はキャプテンとして個人のことだけでなく、チームのことも考えなければならない難しさはあったのだろうかーー。



 「難しいことは難しいですけど、野球は野球ですので、自分にできることとしては、自分のことを考えながら若手の子たちも応援しながら一緒にやっていくことをしたシーズンでした」



 移籍3年目の今季、115試合に出場して、17本塁打、47打点。外国人選手としてチームキャプテンを任され、若手選手たちが多いマリーンズの中で最後まで引っ張り続けた。



(ネフタリ・ソト選手通訳=千葉ロッテマリーンズ・阿久津英之通訳)



取材・文=岩下雄太

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