パラマウントとWBD合併完了 巨大グローバル・エンタメ企業「スカイダンス」正式発足

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2026年10月08日 20:20  MEDIAMIXI

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パラマウント・スカイダンスは10月6日、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)の買収を完了し、統合会社「スカイダンス」が誕生した。

これに伴い、100年以上の歴史を持つ2つの映画スタジオ、巨大なテレビネットワーク群、2つの大手ストリーミングサービス、複数の報道機関が同じ会社の傘下に入った。新会社は、約800億ドルの負債を抱えつつ、伝統的なメディア企業を、Netflix、アマゾン・ドット・コム、ウォルト・ディズニー・カンパニーに匹敵するテクノロジー志向の企業へと転換するという野心的な計画を掲げてスタートを切る。

HBO MaxとParamount+を含むDTC(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)部門の共同会長兼最高コンテンツ責任者には、HBOおよびHBO Maxコンテンツ部門のトップを務めてきたケイシー・ブロイズ氏が就任した。

HBO MaxとParamount+の今後について、スカイダンスのデビッド・エリソン会長兼CEOは10月6日の記者会見で、短期的には別々のサービスとしてバンドルされる形をとり、やがて単一のサービスに統合する計画だと明かした。

(文:坂本 泉)

榎本編集長「この統合の本質は、ハリウッドの再編であると同時に、テクノロジー資本による伝統メディアの引き受けでもある。新会社スカイダンスのエリソン会長兼CEOは、オラクル共同創業者ラリー・エリソン氏の息子。エリソン家は新会社の最大株主となり、経営陣は創造性と技術力を競争力の両輪に掲げた。HBO MaxとParamount+の将来的な統合は、その象徴だ。レコメンドや広告配信、制作工程を支える技術力は、Netflixなどとの競争に欠かせない。ただし、約800億ドルの純負債を抱え、3年以内に年60億ドル以上の相乗効果を目指す船出は重い。二つの名門映画スタジオからテレビ網、報道機関までを擁する巨大企業を、技術と資本でどう変えるのか。エンタメとITの融合は、ついに100年企業の経営そのものに及んできた。」

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