スーパーで買ったサツマイモ→水に漬けて1カ月後…… 目を疑う変化に「すごい!」「絶対にやってみます」

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2026年10月10日 20:00  ねとらぼ

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水に漬けておくと……

 1年前や5年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2020年にYouTubeへ投稿された、スーパーで買ったサツマイモを家庭で「再生栽培」する方法を紹介します。


【画像】目を疑う変化


スーパーで買ったサツマイモを「再生栽培」

 動画を投稿したのは、農業コンサルティング企業を営む宮崎大輔(@DaisukeMiyazakiTV)さん。YouTubeでは園芸のコツなどを発信しており、以前はスーパーで買ったパイナップルを育て、再び実を収穫する動画が話題を呼びました。


 今回話題になっているのは、家庭でできるサツマイモの再生栽培のやり方。再生栽培とは、お店で買った野菜や果物の一部を使い、再び育てて収穫を目指す方法です。ちなみに宮崎さんはサツマイモの栽培をしたことはありますが、再生栽培でサツマイモを育てるのはこれが初めてだといいます。


 種芋として使うのは、スーパーで訳あり品として売られていた小さなサツマイモ。品種は基本的には問わず、大きなサツマイモのかけらを使っても問題ないとのことです。またプランターや栽培袋のような容器、カッター、マイナスドライバー、ペットボトルといった道具も用意しておきます。今回は支柱も使いますが、庭など広いスペースで栽培する場合は必要ないそうです。


種芋を水に漬けて苗を栽培

 まずは種芋から苗を育てます。やり方は、プラスチック製の容器やペットボトルなどに水を入れ、そこにサツマイモを漬けておくだけ。1〜2週間ほどで芽が出始め、1カ月くらいで苗として利用できる大きさになります。水は週に2回程度は交換するようにしましょう。


 サツマイモを植えるのに適した時期は、地域によっても異なりますが、4月〜6月が一般的。関東地方であれば、4月ごろに種芋を水に漬け始めるといいそうです。


 ペットボトルで水に漬けて1カ月が経過すると、サツマイモからは何本もの芽や根が伸び、葉も青々と茂りました。週に2回は水を換えつつ、最後の1週間は液体肥料も与えたそうです(なお、サツマイモのかけらを種芋とした場合、多少生育は劣るとのこと)。ここから生育の良い苗をとり、栽培に使います。


土の量と肥料の与えすぎに注意

 今回はAmazonの郵送袋を使用し、袋栽培を行うことに。サツマイモの栽培には半年ほどかかるので、長期間屋外に放置していても問題ない耐久性の高い袋を使うようにしましょう。袋に土を入れたら、下のほうにマイナスドライバーで排水用の穴を開けておきます。


 土の量は1株につき最低30リットルは用意。今回は別の野菜を育てていた培養土に余った土を混ぜ、元肥として油かすなどを加えています。野菜栽培用の培養土をそのまま使ってもOKです。


 サツマイモを育てる際の注意点は、土の量がたくさん必要なことと肥料を多く与えないこと。肥料を与えすぎて土中の窒素が多くなると、葉が茂っているのに芋ができない「ツルボケ」になってしまうので追肥のしすぎには気を付けましょう。芋が大きくなる期間は窒素の肥料は控え、代わりにリン酸やカリを多めに与えるといいそうです。また、畑に植える場合は肥料分の少ない痩せた土地で育てるのがおすすめだといいます。


苗を植え付けて栽培スタート

 苗の植え方はいろいろな方法がありますが、今回は根っこを確実に土に埋めるため斜め向きに植えることに。根っこ側の土を少し掘ってそこに苗を置き、土をかぶせるようにして植えたら水をたっぷりあげます。苗を植えて数日は葉っぱがしおれている場合もありますが、根がじゅうぶんに張れば再び立ち上がってくるので心配ありません。


 日光が強く本当に枯れるおそれがある場合は、上に新聞紙などをかぶせて遮光しましょう。袋やプランターで栽培するなら、最初の1週間は日陰に置いておくと安心だそうです。ただ、根が生えてからはしっかり直射日光に当たる場所で育てるようにしましょう。


 以上で植え付けは完了です! 宮崎さんは袋に3本の支柱を立て、そこにツルをはわせて育てる予定とのこと。収穫できるのは10月〜11月と時間はかかりますが、たまに水をあげる程度でよく手間をかけずに育てられるといいます。


種苗法と基腐病に注意

 なお、農作物の新品種を育成した人の権利などを守る「種苗法」にも注意が必要です。登録品種であっても、家庭菜園などで自分で楽しむ範囲で育てることは問題ありません。ただし、増やした苗や、そこから収穫したものを第三者に譲ることは、有償・無償を問わずできません。


 また、サツマイモは「基腐病」という病気にも注意が必要です。基腐病はカビの仲間の病原菌によって起こる病気で、感染した苗や芋などから広がり、茎や葉の変色、株元の黒変、芋の腐敗などを引き起こします。


 感染した苗や種芋を持ち込むことで病気が広がるおそれがあるため、自治体などでは、来歴の分からない種芋や苗は避け、健全なものを使うよう呼びかけています。農林水産省も健全な種芋・苗の利用を重要としており、ウイルスフリー苗なども供給されています。スーパーで購入したサツマイモから苗を作る場合にも、こうした点には注意が必要です。


「参考になりました」「やってみます」と反響

 動画は記事執筆時点で53万回以上の再生数、約5500件の高評価を獲得。コメント欄では「すごい!」「参考になりました」「分かりやすくて面白くて最高です!」「絶対にやってみます」「自分でも再生栽培を始めたいと思いました」「さつまいもって畑など広い場所じゃないとできないと思ってました。袋栽培やプランターでもできるんですね!」「家庭菜園の幅がこれまでとは比べ物にならないほど変わりました」などの声が寄せられました。


 宮崎さんはYouTubeのほか、Instagram(yasai_garden)やTikTok(@daisukemiyazaki.ichigo)でも家庭菜園のコツを発信中。また、Webサイト「やさいガーデン」では、テキストでさまざまな植物の育て方を解説しています。


動画提供:宮崎大輔(@DaisukeMiyazakiTV)さん



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