
「日比谷駅でゴジラのテーマ曲を聴きたい」――。SNSでは、そんな期待の声が上がっている。
東京メトロは11月3日の始発から、日比谷線・千代田線の日比谷駅の発車メロディーを「ゴジラのテーマ」に変更する。この日は、1954年に第1作『ゴジラ』が公開された“ゴジラの日”。さらに、最新作『ゴジラ-0.0』の公開も予定されている。
広報が明かした「変更の背景」
まさにゴジラづくしとなるこの日、日比谷駅には普段とは違った光景が広がることになりそうだ。そもそも、なぜ日比谷駅で「ゴジラのテーマ」なのか。『週刊女性PRIME』は今回の変更について、東京メトロに話を聞いた。
「日比谷は、70年超にわたって『ゴジラ』シリーズを製作してきた東宝株式会社の本社が所在するほか、『日比谷ゴジラスクエア』や『TOHOシネマズ 日比谷』にゴジラ像が設置されているなど、“ゴジラの聖地”として親しまれています。
こうしたことから、東宝株式会社のご協力のもと、『ゴジラのテーマ』を日比谷駅の発車メロディに採用しました」(東京メトロ広報担当者、以下同)
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駅利用者にとっても、日比谷を象徴する存在が駅の中で楽しめる仕掛けとなるそうだ。
「ご利用のお客様に駅への愛着や親しみを持っていただくとともに、ワクワクするような体験を提供することを目的としています」
近年、ゴジラをめぐっては、その人気が改めて広がっている。
2023年公開の『ゴジラ-1.0』は国内外で大きな反響を呼び、第96回アカデミー賞では日本映画として初めて視覚効果賞を受賞。長年のゴジラファンだけでなく、若い世代にもその存在を強く印象づけた。
「『ゴジラ-1.0』が国内だけでなく海外でも評価されたことで、“日本を代表する怪獣”という従来のイメージを超えて、若い世代にもゴジラが身近な存在になった印象があります。日比谷という街そのものがゴジラと縁深いだけに、映画館へ向かう前に駅でテーマ曲を聴けるという演出は、ファンにとってかなり楽しみな仕掛けでしょう」(映画ライター)
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旧メロディーの行方は?
今回気になるのが、日比谷線・千代田線で方面ごとに異なるメロディーが流れるという点。単純に同じ「ゴジラのテーマ」を流すのではなく、方面に応じてアレンジを変えているという。
「発車メロディは、今回の発車メロディのために編曲した音源です。また、方面ごとに異なるメロディとしており、方面に応じて編曲を変え、各方面の区別がつくようにしています」(前出・東京メトロ広報担当、以下同)
どの部分をアレンジしたのかなど、具体的な音源の詳細については「回答を差し控えさせていただきます」とのこと。実際に駅で聴き比べてみるのも、楽しみ方のひとつになりそうだ。
一方で、長年の日比谷駅利用者からすれば、これまでの発車メロディの行方も気になるところ。
「11月3日の始発から発車メロディを『ゴジラのテーマ』に変更するため、現在の日比谷駅の発車メロディは使用しなくなります」
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では、これまで使われていたメロディが別の駅で復活する可能性は?
「現在の日比谷駅の発車メロディの今後の取り扱いについては、現時点で決まっているものはございません」
初日の混雑予想と対策は?
そして、気になるのが“初日の混雑”だ。
SNSでは《普段利用しないけど聞きに行きたい》といった声が見られる一方、《初日は録音する人多そう》と混雑を心配する声もある。
とくに今回は、ゴジラの日と最新作の公開日が重なる。日比谷にはTOHOシネマズ 日比谷もあるだけに、映画を見に来る人と、発車メロディを目当てに訪れる人が重なる可能性も考えられる。
東京メトロに当日の来駅者数をどの程度見込んでいるのか聞くと、「来駅者数の見込みについては、回答を控えさせていただきます」との回答だった。
ただし、混雑への備えがないわけではない。
「録音や撮影目的の来駅者が増えた場合には、警備員等の配置・巡回を行うなど、安全確保に努めてまいります」(前出・東京メトロ広報担当)
ゴジラのテーマを目当てに日比谷駅を訪れる人がどれほどになるのかは未知数。とはいえ、“ゴジラの日”に“ゴジラの聖地”でおなじみのテーマ曲が響くという、これ以上ないタイミングだけに、注目が集まるのは間違いなさそうだ。
映画を楽しむ人、駅のメロディを楽しみに訪れる人、そして普段通り駅を利用する人――。この日、日比谷駅がどんな一日になるのか。まずは“あの音”が駅に響く瞬間に注目したい。
週刊女性PRIME

