「アザラシ幼稚園」が破産の危機 2週間以内に申請の見通し、保護活動の継続困難に

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2026年10月13日 09:41  おたくま経済新聞

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おたくま経済新聞

「アザラシ幼稚園」が破産の危機 2週間以内に申請の見通し、保護活動の継続困難に

 2024年、日本でも「アザラシ幼稚園」として人気を集めたオランダのアザラシ保護施設が、存続の危機に直面しています。


 施設を運営する「ピーテルブーレン・アザラシセンター」は10月12日(現地時間)、深刻な財政難により、今後2週間以内に破産を申請する可能性が高いと発表しました。


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■ 新施設への移転後に財政悪化 約70頭の保護に影響も

 同施設は、けがをしたり親とはぐれたりしたアザラシを保護し、治療やリハビリを経て海に帰す活動を行っています。


 2024年にはアザラシたちの様子を映したライブ配信が日本でも話題となり、「アザラシ幼稚園」の愛称で親しまれるようになりました。


 2025年4月にはオランダ北部のラウウェルスオーフに新設された「WEC(ワッデン海世界遺産センター)」へ移転。しかし、移転に伴う想定外の費用や来場者収入の伸び悩みなどが重なり、財政状況が悪化していました。


 さらに10月8日、支援を期待していた地元自治体のヘット・ホーヘラント市とフローニンゲン州が、追加の財政支援などに関与しない方針を示したことで、事業の継続が極めて難しい状況になったといいます。


 このまま破産となれば、アザラシの保護活動は停止し、職員40人が職を失う見通しです。


 施設側は、11月から12月にかけて始まるハイイロアザラシの出産シーズンを前に閉鎖することになれば、今後数か月で保護が必要となる約70頭のアザラシに深刻な影響が及ぶと懸念しています。


■ 1ユーロから寄付可能 グッズ販売でも支援

 同センターでは現在も公式サイトを通じて寄付を受け付けています。


 「みんなが1ユーロを寄付したら?」と呼びかけるキャンペーンも実施しており、1ユーロ(10月13日時点で約177円)から支援できます。


 また、公式オンラインショップではアザラシのぬいぐるみやカレンダー、ポストカードなどのグッズも展開。売上はすべてアザラシのために使われると案内されています。


 現時点では破産が確定したわけではなく、施設側は保護活動を続けるための道を最後まで模索する考えを示しています。



<出典>
ピーテルブーレン・アザラシセンター公式発表(2026年10月12日)
WEC ワッデン海世界遺産センター公式発表(2026年10月)
アザラシセンター公式X投稿(@Zeehondencreche)
アザラシセンター公式「1ユーロキャンペーン」

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026101303.html

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