

そしてお遊戯会当日、遠方から両親が来てくれました。
しかし本番……ナオヤは入場するなり、客席をキョロキョロと見渡し、私たちが座る中央の席を見ると顔をくしゃくしゃにして泣きだします。先生が必死に宥めてくれましたが、会場はざわざわ。毎日お迎えに行き、練習を一番近くで見守ってきた義母がいないショックはかなり大きかったのでしょう。



結局、ナオヤは出番のあいだもずっと泣きべそをかいたまま。一度も楽しそうにすることなく終わってしまいました。
両親からは何があったのかしつこく聞かれましたが、私もハルヒコも答えられませんでした。「居候兼家政婦だと思ってひどいことを言った」なんて言えるわけもありません。
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義母が持ち込んだ高性能家電が消えたことで、家の中は無惨な状態に。
快適な生活は私の手柄ではなく、義母の厚意によって支えられていたと痛感させられました。
お遊戯会当日、会場でナオヤが「おばあちゃんがいない」と泣きじゃくり、出番は台無しに。
両親は戸惑って「一体何があったのか」と詰め寄ってきましたが、何も言えませんでした。
命令を聞かせることに固執した結果、家電も平穏も息子の笑顔もすべて失い、私は惨めな後悔に打ちひしがれました。
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