
花瓶に生けた切り花は、マメに世話をした方が長持ちするのか? 生花店による検証結果がInstagramで話題です。3回に渡り投稿された動画は、合計で110万回以上再生されています(記事執筆時点)。
投稿したのは「花の長持ち実験プロジェクト(flower_life_test)」。北海道の生花店「Jaz flower shop」が運営している、実験用のアカウントです。
今回の実験テーマは、「花瓶の水を毎日替えた方が、花は長持ちするのは本当か」。確かに、そのような疑問をネットで検索すると、「切り花は毎日水を替えると同時に、茎を少し切る(切り戻し)と長持ちする」といった情報が多数ヒットしますが、その効果についてあらためて検証しようというわけです。
実験に当たっては、5組のガーベラと花瓶を用意。ガーベラは同日に入荷したものを使い、可能な限り前提条件をそろえたうえで、世話の頻度や内容を変えて比較します。
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比較条件は、水替えなし・3日に1回水替え・毎日水替え・水替えなし+切り戻し・毎日水替え+切り戻しの5パターン。普通に考えると、毎日入念に世話をする最後のパターンが長持ちしそうです。
大きな変化が現れたのは、7日目のこと。3日に1回水を交換していたガーベラがしおれ、首から折れてしまいました。
また、毎日水を替えて切り戻しをしていたグループは、花瓶の水が濁り出していました。その一方で、水替えをしていないグループの水はきれいなままと、予想を裏切り始めます。
そして22日目、一番状態が良かったのは、まさかの「水替えなし」。ほかはほぼしおれ、投稿者が一番長持ちすると思っていた「毎日水替え+切り戻し」の個体も、まるで元気がありません。
ただ、この結果を「手入れは不要」と捉えてしまうのは早計で、投稿者は個体差による影響もあるとしています。水替えをしていたのに水が濁ったグループは、傷み始めた花が水に影響を及ぼした可能性も考えられるとのことです。
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また、実験結果からは、「切り戻しが開花を早め、花の寿命を“早送り”してしまっているのでは?」との仮説も生まれました。だとすれば、茎の断面がきれいになって水をよく吸い上げた結果、花が“生き急いだ”ことになります。ほかにもさまざまな要因が考えられるため、投稿者は「あらためて条件をそろえて検証する必要がある」としています。
意外な結果は、「常識と思っていたことと逆」「毎日の水替えと切り戻しが必須だと思っていたので驚きました」「お花の種類にもよるのでしょうけれど、水替えや切り戻しがストレスになることもあるのかもしれませんね」と、大きな反響を呼びました。
投稿者は「『毎日、水替えして切り戻せば一番長持ちする』と単純に言い切れない」としつつも、「だからといって、何もしなくていいわけではありません」とコメント。茎が「傷んできたらその部分を切り戻し、水が濁ったら替える。弱ってきた花は早めに花瓶から抜く。これは鉄則なのかもしれません」としています。
動画提供:花の長持ち実験プロジェクト(flower_life_test)
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パスワード「123456」だった?(写真:ITmedia NEWS)84

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