義妹は女優兼モデル「偉大なるイエスマン」を超えられるか、新農水相にあふれる〈ジャガイモ〉の文字

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2026年10月15日 14:11  週刊女性PRIME

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簗前農水相のドタバタ辞任後に新大臣として就任した、武部新氏

 就任からわずか28日という異例の早さで、不祥事により姿を消すこととなった簗前農林水産大臣。その後を受けて急きょ、新大臣の椅子に座ることになったのが、当選6回を数える武部新衆院議員(56)だ。

「武部新衆議院議員にお願いをすることといたしました。本日、この後、所定の手続きを行います」

 15日、高市首相は「即戦力として国会対応も含め活躍をしていただけるという考えから、私は選ばせていただきました」と武部氏起用を発表。

 夕方に皇居での認証式を経て正式に交代となる予定だ。

 バタバタ劇の末に誕生した新大臣とあって、永田町周辺はもちろん、世間の関心も急上昇。だが、世間の声をのぞいてみると肝心の「政策や手腕」よりも、どうしても別のワードに引きずられてしまうのが“宿命”のようで……。

「また世襲か…」つきまとう強烈な父“武部勤”

 まず、武部氏を語る上で絶対に外せないのが、その圧倒的な「二世議員」としてのアイデンティティだ。父親は、かつて小泉政権下で自民党幹事長や農林水産大臣を歴任し「偉大なるイエスマン」と言われ、強烈な個性と発言でメディアを賑わせた武部勤氏(85)。

 北海道の漁師町・斜里町からはい上がった父・勤氏の“豪腕”のイメージがあまりにも強く、地元・北海道はもちろん全国的な認知度もあり、新氏については「あぁ、あの武部さんの息子ね」という枕詞がセットになっている。

 本人は日本興業銀行(現・みずほフィナンシャルグループ)を経て米シカゴ大学で公共政策を学び、父の秘書を経て政界入りという、エリート街道を歩んできた。

 農林部会長や農林水産副大臣などを歴任し、政界内ではこつこつとキャリアを積んできたが、世間の印象ではどうも「お父さんのネームバリュー」が大きく先行しがちだ。

 ネット上でも「武部の息子か」「世襲議員でしょ。日本をダメにするよ、世襲は」「親子2代で農水大臣就任か…」など、やはり父親の影がチラつくよう。

「武部氏はただの世襲だけでなく、弟の奥さんがモデルの田丸麻紀さんだと報じられたことがあります。義妹が芸能人ということで、華麗なる親族として、再注目されているようですね。公表しているわけではなさそうですが、“田丸麻紀さんの義理のお兄さんですね”“そういえば田丸麻紀さんは静かに暮らしていらっしゃるのだろうか”と、今回の武部氏農水相就任で、田丸さんを思い出す人もいるようです」(一般紙政治部記者)

 田丸は2012年9月に武部氏の弟と結婚し、現在は2児の母。頻繁に更新するインスタグラムでは手の込んだ食事写真ほか、ファッションを披露し、そのモデル姿は今も健在だ。

新大臣にかかる《じゃがいも》のプレッシャー

 新大臣に就任した武部氏だが、現在の状況は決して甘くはない。前任の簗氏が就任1か月足らずで「これ以上迷惑をかけるわけにはいかない」と辞任し、組織の立て直しが急務であり、全国の農水水産業者が厳しい目を光らせている。

「とりわけアメリカ産のジャガイモ輸入という、いきなり大きな問題に直面しています。トランプ政権がアメリカ産のジャガイモを輸入したがっていますが、病害虫の侵入のリスクにさらされるとし消費者団体から批判の声が上がっています。

 しかも武部さんの地元・北海道は全国屈指のジャガイモ生産地。武部さん農水相就任のニュースについてのSNSやヤフコメは《ジャガイモ》の文字で溢れています。その多くが《輸入を阻止して》という感じですね」(前出)

 武部氏も「毅然とした対応で米国には臨んでいきたい」とコメントし、その手腕が問われることに。

 簗騒動で注目を集める中での大臣就任、父親の存在、そして直面するジャガイモ輸入問題。“親の七光”“世襲”という言葉を跳ね除け自らの言葉と行動で結果を残すことができるのだろうか。

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