【中日】工藤公康新監督「失敗を経験して何を学ぶか大事」「必ず強いチームに」/一問一答3

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2026年10月15日 16:33  日刊スポーツ

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就任会見を行いあいさつをする中日工藤公康新監督(撮影・森本幸一)

工藤ドラゴンズが誕生した。中日は15日、ソフトバンク元監督の工藤公康氏(63)が1軍監督に就任することを発表。工藤氏は名古屋市内のホテルで監督就任会見に臨んだ。背番号は、ソフトバンク監督時代と同じで今季まで森越祐人内野守備走塁コーチ(38)がつけていた「81」に決定。ソフトバンク監督時代の7年間でリーグ優勝3度、日本一5度を達成した“優勝請負人”がチーム再建を担う。


   ◇   ◇   ◇


工藤氏の一問一答<3>は以下の通り


−日本一のチーム、強いチームにある意識とは


意識っていうのは僕からすると自分がどうなりたいかというところも僕は大事にしている部分ではあるので、そこのモチベーションにつながるような意識をしっかり選手に持たせるということが大事だとは思います。意識では非常に幅が広すぎるので、何に対しての意識なのかっていうことにはなるんですけど、勝つということの意識っていうことであれば、選手に「勝てよ、勝てよ」と言うことが本当にプラスになるのかっていうのは、ちょっと違うかなっていう風に思います。大事なのは、選手自身の役割であったりとか、選手自身が何を目指しているのかっていう部分が何よりも大事になってきて、その中で本当の意識が芽生えるのではないかなと。それは自分の役割の意識もあったりもするでしょうし、チームがどうあるべきかっていう意識にもつながるかなという風に思います。いろんな意識があるかなという風には思うので、それを同じ方向を向けるようにというのが一番大事なことではないかなと思うので、そこにみんなが向いてもらえるように、そして一人一人の役割が「よし」と思ってもらえるようにするのが本当の意識付けになるのではないかなと思っています。


−監督としのポリシー


選手個々の能力を伸ばすのはコミュニケーションを持って、選手と話して、選手がどうなりたいか、どんな活躍をしたいか。で、そのために何をするべきかを考えるのが僕らの仕事。強制的に「あれやれ、これやれ」ってことは今の時代においてもですけど、監督の仕事ではないと思っているので、強制するつもりはないけど、足りないものは身につけてもらわないといけない。というところは確実であります。それはプロの世界なので、結果としてでてしまう。出たらそこをしっかりと自分たちが自覚する。何が足りないか、どうして勝てなかったかを理解してもらった上で、どうすればいいのかってことですよね。失敗したことを悔やむより、失敗を経験にして、次に何を学ぶかが大事なので。失敗しない人はいないんです。だからこそ前を向けるように選手には話をしていきたい。


−キーマンは


全員がキーマン。野球はチームで戦うものであって、個人で戦うものではないので。個人の力も大事になりますけど、全体的なバランスも大事になってくる。ホームランばかり打つチームが勝てるとかってわけではなく、ピッチャーだけよければ勝てるのかってわけでなく、それはバランスで成り立っていると思っているので、隙のない野球も大事だと思っています。自分が掲げるものもすごく大事だと思うので、チームを見ていきながら、選手と接していきながら1つずつ作っていけたら。誰か1人良ければ勝てるってわけではないので、全員の体力の向上だったり、能力、技術の向上が、強い思いを持ってやってもらうことが、そういうことが総合的にうまくいけば、僕は必ず強いチームになると思います。


−ベテランに伝えたい思い


この場でベテランにこうしてほしいっていうのは失礼だと思っていますので、ちゃんとお会いして、伝えていきたいと思うので、すみません。僕はできれば直接伝えたいと思うタイプの人間なので、誰かから伝わると言葉が変わってしまうのは、ミスコミュニケーションになってしまったり信頼を失うことになるので、ご了承いただければと思います。


−コミュニケーションを大切にする原体験、きっかけ、理由


まあ、自分の失敗です。自分が監督をやっている時の失敗っていうのが、いわゆる誰かを挟んでコミュニケーションを取ったりとかですね、自分の言葉っていうのが、やっぱり相手に伝わった時に違う伝わり方をしてしまうということが、僕が監督をやっている時に失敗をしたことです。ですので、その失敗を二度と繰り返さないためには、しっかり自分の言葉を整理した上で使っていくっていうこともすごく大事なことの1つでもありますし、誰かを挟んで間違えてしまうんだったら、ちゃんと直接話をして、もしくはそれに関係するようなコーチがいるのであれば、コーチとの三角関係の中でしっかり話をするとか。例えばコーチと話をした方がいいか、監督と話をした方がいいのか、三者で話をした方がいいのか。みんなの意見も聞きながら、その中でしっかり選んでいくということがミスコミュニケーションにならない大事なことだと僕は思っていますので、そのミスコミュニケーションというのが、やっぱりチームの中にいると亀裂を生んでしまったりとか、選手とかコーチ陣、監督含めてですけど、コミュニケーションが足りないことで伝わっていないとかいうことが、僕は一番いけないことだという風に思っているので。まあ何でも話をすればいいことだということではないんですけど、でも話をしないと分かり合えないこともたくさんあるということは、僕は失敗から学ばせていただきました。ですので、その失敗を繰り返さないためにも、自分自身もしっかりと一人一人と向き合っていきたいなという風に今は思っています。

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