付き合い始めたころはあんなに優しかったのに。どうしてこんなに冷たくなってしまったの?そんな悩みを抱えている方はいませんか?彼の冷たい態度は二人の関係に慣れたから?それとももうあなたに気持ちが向いていないから!?
今回は、心理学者・植木理恵さんの著書「すぐに使える行動心理学」を参考に、彼の行動の裏に隠された本心を探るためのチェックポイントをご紹介します。
■1.名前を呼ばれているか
「主語や目的語を省略しても通じやすいのが日本語の特徴。したがって、相手の名前を省略しても、多くの場合、意味が通じてしまいます。とはいえ、話しかけてくる相手があなたに好意を持っているとしたら、名前を呼びたくないはずはありません。
好意を抱く相手の名前を口にしただけで快感情が生じた経験は誰しも覚えがあるのではないでしょうか。」
用事もないのに彼の名前を呼びたくなってしまうという経験はありませんか?これは名前を呼ぶということが特別な感情を持っているという表れだからなのですね。あなたの彼はどれだけ名前を呼んでくれているか、意識してみましょう。
■2.相手との距離に注目せよ
「人は本能的に、苦手意識のある人、嫌悪感を抱かせる対象から距離を取ろうとするものです。これは虫が苦手な人が、虫を見て思わず後ろに飛びのいてしまう心理と同じです。」
あなたが彼に近づこうとするとき、二人で円形のテーブルに座るとき、彼はどのような反応を示しますか?彼の方から距離を取る、または遠い席に座ろうとするならば、もしかするとあなたに対しての感情が離れてしまっている可能性があります。
隣を歩くとき、一緒に寝るときなども、反応を見ることができますね。
■3.彼の表情に注目する
「相手と話をしているときに、特にほお骨筋と皺眉筋(すうびきん)を注意深く観察してみましょう。もしも、相手があなたに嫌悪感を抱いているようなら、わずかですがみけんが動くはずです。逆に好意を持たれている場合は、口の端が少し上がるでしょう」
頬骨筋(きょうこつきん)とは頬や唇の周辺に存在している筋肉で、笑顔を作る筋肉だそうです。また皺眉筋(すうびきん)はみけんに皺を作り、特に縦皺を作ります。つまり、あなたの話に彼が嫌悪感を持っていたらみけんに縦じわが寄るということですね。
どんな内容の会話をしても彼のみけんにしわが消えないようであれば要注意です。
■4.彼のしぐさを観察してみよう
「せわしなく自分ののどに触ったり、額をこすったりしていたら、落ち着きのない人だな、と感じるでしょう。のどに触ったり、額をこすったりする行為は、不快感を覚えたときに自然と出てしまう反応なのです。」
あなたが彼と楽しく会話をしている時の、彼のしぐさに注目してみましょう。彼が笑顔で聞いてくれていたとしても、本心は違うことがあるかもしれません。彼はあなたとの会話を本当に楽しんでいるのか、彼のしぐさをよく観察してみましょう。
■5.彼の笑顔が消滅する瞬間を見逃すな
作り笑いというものがどれだけ難しいかということを、植木さんは著書の中でこう述べています。
「作り笑いはタイミングが不自然に見える事が多いのか、相手は看破してくることがあります。例えば話の山場で即座に笑えなかったり、手をたたいた後で笑顔を作ったりしてしまうのは、明らかにタイミングがズレているといえるでしょう。一番難しいのは、最後の消滅時間でしょうか。」
作り笑いが消滅する時には、不自然に長く笑顔が続き過ぎたり、逆に急に表情がなくなったりするそうです。(4)と併せて、会話中の彼の表情を観察してみてください。彼の笑顔は作り笑いではありませんか?
■おわりに
いかがでしたか?彼の気持ちが分からなくなったときは、ぜひ彼の言動や行動を観察してみてください。
苦しい恋愛をいつまでも続けている理由はあなたにはありません。もしも大好きな彼とお別れをするときが来たとしても、それは、あなたには別に本当の恋が待っているということですよ。
参考文献:心理学者 植木理恵著『すぐに使える行動心理学』宝島社
(水月紗綾/ハウコレ)
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