インコの特長-「視野が330度」「首を180度回せる」「人間の3〜4倍の視力」

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2013年07月17日 18:51  マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

インコを飼っている飼い主さんは、インコから遠い場所にいても、背中に熱い視線を感じるという方も多いようです。また何もないように見えるところに、インコが視線を向けていることもあります。インコの視力は、またインコから見える世界はどんなものなのでしょうか。


■インコの視界は330度!


インコの視野は片目では180度、両目では330度の視野を持っていると言われており、更に首を180度曲げることができるため、少し顔を動かすだけでインコからはすべて見えてしまいます。飼い主の動きなら、ケージから見えるところなら背後にいようと、斜め後ろにいようとインコは全部チェックできてしまうのです。


■人間よりも3〜4倍、よく見えてる


インコの視力は、人間の3〜4倍。なぜこれだけ目がいいのかというと、遠くからでもエサとなる小さな虫や、種や穀物などを見つけやすくするため。目が側面についていて、視野が広いのもエサを見つけやすくなるためです。


■色も人間と同じように、見えているよ


インコは色を識別することもできます。動物の中で、色をきちんと識別できるのは人間を含む霊長類と鳥類だけなのだとか。鳥は人間から見えている景色と、とても似ている景色を見ている生き物なのです。またインコは、人間には見えない紫外線の一部も見えています。鳥は人間と同じように昼間に行動するため、色が見えることはとても大切なことなのです。また繁殖期にパートナーを見つける時にも、色を使って見分けています。


■遠くにも近くにも、両方にもピントを合わせられます


鳥の目には、視細胞が集中している場所が2つあります。そのため、同じものを見ながら遠くにも、近くにも、両方にもピントを合わせることができるのです。しかもその幅がとても広く、ものすごく遠くのものでも、ものすごく小さなものでも見分けることができるのです。


■でも暗闇は、ちょっと苦手なんです


すごい視力を持つインコですが、暗闇は実は苦手です。夜行性の動物は暗闇の中からわずかな光を拾って、物を識別する能力がありますが、昼行性のインコにはそれがありません。また人間と同じように、暗闇に目が慣れていく暗順応という反応を持っていますが、それには人間よりも何倍も時間がかかります。


■鳥の視覚処理能力が高いのは、脳に秘密が


人間よりはカラフルですが、見ている世界がとても似ているインコ。しかも人間よりはるか遠くのもの、細かすぎて人間には見えないホコリなども、ちゃんと見えているようです。鳥は小さい体に比べて脳が大きく、視覚情報を処理する能力が高いのです。鳥は人間が考えているよりもはるかに、賢い生き物だといえるでしょう。


(ファナティック)



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