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ふと飼い猫に目をやると、しっぽをパタパタとさせているようなことはないでしょうか。実はこのときに触ろうとすると、猫を怒らせてしまう危険性が…。そこで今回は、猫の尻尾の動きにまつわるヒミツをご紹介しましょう。
■まるでしっぽが生き物のように……
「パタパタ…」や「バッタン、バッタン」といったように、猫のしっぽが何かの生き物かと思うような独特な動きをすることがあります。根元部分を軸として、先の方ほど激しく動くような感じを想像するとわかりやすいでしょう。実はこれは「イライラ」のサイン。かなり機嫌が悪く、ちょっとした刺激で怒ってしまう可能性があります。
突然このような状態になることはなく、その前に何か原因となることがあります。同居猫とケンカした、飼い主に怒られたなど、気に入らないことがあった後にはムッとした表情と共にしっぽで不満を表しているのです。
こういった場合は構わずにそうっとしておきます。猫は寝て起きれば機嫌が元に戻りますから、それまでは一人にさせてあげると良いでしょう。
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■しっぽの動きで感情を読み取ろう
猫のしっぽは感情が大きくあらわれる部分であるため、猫が何を考えているのかわからない場合はまずしっぽの動きを読み取るようにするのがいいでしょう。しっぽを垂直に高く上げているときは、甘えていたり嬉しかったりする場合です。ブンブンと振り回しているようなときは、ケンカ腰になっていたり、あるいはおもちゃに夢中であったりする場合です。しっぽが大きく膨らんでいるときは驚いたり怯えているときなので、気を落ち着かせてあげましょう。
■構われたくないときに構うのはNG
人間にも同じことが言えますが、猫にもそうっとしておいて欲しいときはあります。言葉では伝わらないからこそ、飼い猫の様子をよく見て、気持ちを察してあげることが重要です。
人間から距離を置いた位置で寝ている、そっぽを向いている、すぐに動ける体勢をしている(スキがあればその場から去りたい)といったような動作は、しっぽにはあらわれていないものの、構われたくない状態を表しています。このとき無理に触れ合おうとすることで猫に嫌われてしまうこともありますから、注意しましょう。
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(ファナティック)
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