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子猫を家に迎えると、最初の数週間はお世話に追われてあっという間に過ぎてしまうでしょう。家に猫がいる生活にも慣れてくる頃、気になるのが「猫って一匹だと寂しくないの?」ということです。特に飼い主の不在が多い場合や、もともと数匹で飼っていたのが、様々な事情により一匹になってしまった場合に、気になることが多いようです。猫は一匹だと寂しさを感じるのでしょうか。多頭飼いしたほうが良いのか、悩んでいる方に参考にしていただければと思います。
■猫は単独行動を好む
猫は本来単独行動を好む動物です。猫と暮らしているとすぐにわかることですが、自分の縄張り意識をしっかりと持ち、自分のペースで生活します。こうした猫本来の姿を考えると、「一匹だから」という理由で寂しさを感じることはないと言えそうです。多頭飼いするよりも、むしろ一匹で飼う方が、猫のストレスが溜まらないから良いと考える獣医さんもいらっしゃいます。一匹飼いは、猫本来の生き方に近いと言えるのかもしれませんね。
■多頭飼いのメリット
しかし、多頭飼いすることにも、それなりのメリットがあります。もちろん飼い主の負担は増えますが、兄弟猫で一緒に飼うような場合には、仲良く遊ぶ姿も見られるでしょう。お互いに噛み合いっこをして遊ぶことにより、自然と力の加減も覚えていきます。「生まれた時から一緒に飼われている」という状態が猫にとって自然であれば、それはストレスにはつながらず、仲良く生活することも可能でしょう。
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■後からもう一匹迎えるには?
現在既に猫を一匹で飼っていて、「寂しそうだから」という理由でもう一匹迎えることを検討するならば、まず大事なのは、飼い猫の性格です。家に他の猫が突然やってきて、すぐに順応できる猫もいれば、そうでない猫もいます。飼い猫がどちらのタイプなのか、よく観察しましょう。
「お試し飼い」ができれば、それが一番です。実際に家で、それぞれの猫の様子を見てみましょう。一般的に、迎える猫を若い猫にすることで、仲良くなりやすいと言われています。子猫は、自分の縄張り意識がまだ薄く、恐れも知りません。もちろん最初は多少喧嘩もするでしょうが、いつの間にか仲良くなっているということも多いようです。
猫は基本的に一匹で飼われることを「寂しい」とは感じません。しかし多頭飼いのメリットも捨て難い…と感じる場合には、まず飼い猫の性格を見極めましょう。多頭生活に順応できる猫であれば、もう一匹猫を迎え入れることは問題ありません。「前からいる猫」と「後から来た猫」が共に暮らしやすい生活環境を整えてあげましょう。
(ファナティック)
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