J2第40節が10日に行われ、京都サンガF.C.とガンバ大阪が対戦した。3位の京都は、J1自動昇格となる2位以内を目指すには勝利が絶対条件。一方のG大阪は前節にJ1昇格を決めている。
試合は開始4分、右サイドでG大阪がFKを得ると、遠藤保仁が送ったボールに宇佐美貴史が頭で合わせたが、GKの正面を突いた。その後も試合を優位に進めるG大阪は28分、藤春廣輝が左サイド深くからクロスを送ると、GKが弾いたこぼれ球を今野泰幸が蹴りこみ、先制する。
京都も36分、工藤浩平が狙い澄ましたミドルシュートを放つが、クロスバーを直撃してしまった。京都は前半の終盤盛り返すが、得点は生まれず、G大阪の1点リードで折り返す。
後半、1点の欲しい京都はG大阪のゴールを目指すが、得点は生まれず。86分には後半途中から投入されたG大阪の大森晃太郎が試合を決定づける2点目を獲得。2−0でG大阪が勝利した。
G大阪は4連勝で首位をキープ。京都は2位ヴィッセル神戸との勝ち点差が9のままで、2試合を残し、自動昇格の可能性が消滅。昨季J2に降格した神戸のJ1昇格が決まった。