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現代の住環境やそれぞれが飼えるペットの数を考えると、兄弟猫たちとは別の家庭へともらわれていく、という猫も多いはず。実際、猫は離れ離れになった兄弟たちのことを覚えているものなのでしょうか。
■猫は単独で行動する動物
猫は本来、単独で狩りをする動物です。縄張り意識も強く、「個」を大事にする性質を持っています。これは親猫や兄弟猫に対しても同じこと。一緒にいないからといって、「寂しい」とは思わないことが多いようです。縄張り意識を強く持っている動物なので、一匹になることをストレスと感じません。
■覚えているの?
兄弟猫たちと離れていても寂しくない、という性質を持つ猫は、兄弟猫のことを忘れてしまうことも多いようです。実際、兄弟猫と久しぶりに会う機会があったとしても、最初は「自分の知らない相手がいる」と緊張してしまったり、お互いに威嚇してしまったり…ということも多いようです。
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■もちろん個体差も
一般的な猫は、兄弟猫のことをすぐに忘れてしまいます。しかし、人間がそうであるように、猫にもまた個体差があります。中には、兄弟猫のことを覚えていて、再会後、またすぐに仲良くなれるというケースもあるようです。
また、離れ離れで生活していた兄弟猫を、また一緒に飼うことになった場合、猫同士の様子をよく観察してみましょう。覚えておらず、お互いを意識しすぎる場合には、まず生活スペースを分け、徐々に慣らしていくのがおすすめです。
猫はそれぞれの存在を「個」として捉えることに長けている動物です。群れに属さず、一人気ままに生活します。もちろん、自分に親愛の情を向けてくれる相手(飼い主さんや、共に生活を続ける猫)には、気を許すことが多いのですが、基本的には一匹でいることを「寂しい」とは感じません。兄弟猫のことについても、記憶に残っていることは少ないようですね。
(ファナティック)
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