動物病院によって治療費などの料金が異なる理由

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2013年11月14日 10:31  マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

動物病院で一度でも会計をしたことがある人は、その治療費の高さに驚いたこともあるのではないでしょうか。ペットには公的な保険制度は無く、治療費は飼い主側の全額負担になります。病院によって料金が異なりますが、その理由は何なのでしょうか。そんなペットにまつわる病院事情をご紹介します。


■なぜペットの治療費は高いのか


動物病院での治療費が高額な理由は実にシンプルで、人間と違いペットの治療には公的な保険制度がありません。ペットを病院で診てもらう場合は自由診療となり、病気やケガでかかった治療費は飼い主の全額負担となります。


■病院によって治療費の差が出る理由


人間の場合、保険適応内の診療は、どこの病院に行っても治療費が同じになるよう法律で定められています。しかし動物の場合は、独占禁止法により治療費の基準を決めることが禁じられています。これは自由診療と呼ばれており、人間でいう歯列矯正や美容整形等の治療が当てはまります。自由診療では、同じ治療法や同じ薬でも病院によって治療費に差が出る場合があるのです。


■日頃のケアで病気を未然に防ぐ


病気になったらすぐに病院に連れて行くことが大切ですが、そもそも病気にならないよう日ごろから注意してあげることももちろん大切です。


犬や猫ならば、毎年の予防接種を受けさせたり、ノミダニ対策にフィラリアの予防をきちんと行うように心がけましょう。動物病院に行くとお金がかかるからと言って、人間の薬を勝手に使ったりすると症状が悪化する場合もあるので絶対に止めましょう。


■平均的な治療費を調べる


動物の治療にかかるお金のことを知りたい場合は、日本獣医師会のホームページで各病院の治療費の平均値を確認したり、小動物診療料金の実態調査の結果を参考にしてみましょう。そして、動物病院では、先生と治療法についてきちんと話をしましょう。その内容について疑問に思ったならば、その場で質問して納得することが大切です。


■任意のペット保険


最近注目されているのがペット保険です。これは飼い主が任意で加入できる保険です。各会社によって月々の掛け金や補償額、加入できるペットの年齢制限などは異なりますが、いざという時に治療費の負担が軽減できるペット保険は大変注目されています。ペットの種類や加入時期によっても掛け金が変わるので、事前に数社の見積もりをとっておくことをお勧めします。


(ファナティック)



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このニュースに関するつぶやき

  • うちのワンコは脱水になってしまって(エアコン+カーテンの部屋にいたが)、入院費(点滴代込)で1万/日だったよ。24時間診療してくれる動物病院だからかもしれないけど。とにかくペット飼うにはお金がかかります。安易に飼うのやめて。
    • イイネ!4
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