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猫を飼っている人なら、飼い猫が寝ているときに目を隠すような動きをしているのをみたことがあるかもしれません。顔が見えないと飼い主としてはちょっと心配になってしまいますが、これには深い理由が隠されているのです。そこで今回は、猫が寝るときに目を隠す理由について迫ってみましょう。
■照明の光は刺激が強い
猫は本来外で暮らしている夜行性の動物です。そのため太陽光など自然の光には慣れており、その光に照らされて寝ること自体に問題はありません。しかし人間と暮らしている猫は、室内で夜も照明に照らされて寝ることになります。
本来ならば暗い時間に光を感じることはありませんから、本能的に猫は眠りづらさを感じてしまうはず。人間の場合はこのときアイマスクを使ったり布団をかぶったりして明るさを遮断しようとしますが、猫もこれと同じように目を前足でおおって光が入らないように調整しているのです。前足で隠す以外では、後ろ足や身体で隠すこともあります。
■猫が寝づらいようなら環境を整えよう
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日中も夜も猫がゆっくりと寝られないとなれば、健康状態に影響がでることもあります。たいていの猫ちゃんは、夜に明かりがついていてもぐっすり眠れるでしょうが、ごくまれにしっかり睡眠が取れない子も…。その場合は、夜は猫がゆっくりと休めるように、早めに照明を消すなどして対策をとると良いでしょう。照明が消せない場合は、猫の寝床にカーテンをつけるだけでも効果があります。可能であれば人間が夜くつろいでいる部屋と、猫が寝る部屋をわけて明るさを調整すると良いでしょう。
画像提供元
猫ブログ「ツンギレ猫の日常」
(ファナティック)
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