「宇宙兄弟」初の大規模作品展 5月から全国巡回

宇宙飛行士を目指す兄弟の成長を描いた人気漫画「宇宙兄弟」による、初の大規模作品展が開催される。日本橋三越本店を皮切りに、5月から全国巡回をスタート。会場には原画約200点を中心にテレビアニメの設定画など関連資料も揃え、宇宙航空研究開発機構（JAXA）から借用する宇宙関連資料をあわせて展示して原作と宇宙の魅力を伝える。

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　「宇宙兄弟展」は、「展覧会を通じて子どもたちに宇宙に興味をもってもらいたい」という原作者 小山宙哉の思いを形にするために企画されたという。会場は第1章「プロローグ―子供時代、宇宙への憧れ」から第2章「カラー原画、漫画・アニメ資料展示」まで5つの章と特別展示で構成し、初公開となる多数の原画を紹介する。宇宙服で記念撮影できる特設コーナーを設けるなど一部を除き写真撮影が可能で、声優の平田広明（六太役）らが登場する音声ガイド（有料）も用意する。会期は日本橋三越本店が5月1日〜6日、京都文化博物館が7月30日〜9月23日、北九州市漫画ミュージアムが11月15日〜2015年1月25日など。

　累計発行部数1,400万部を超えた「宇宙兄弟」は2008年に講談社の漫画雑誌「モーニング」で連載が始まり、2011年に小学館漫画賞、講談社漫画賞を受賞。2012年4月からテレビアニメが放送中で、同年に実写映画が公開された。また、今夏にはアニメの映画化が決定している。
■宇宙兄弟展
　会期：2014年5月1日（木）〜6日（火・休）
　時間：10:00〜18:30（19:00閉場）
　※最終日は17:00まで（17:30閉場）
　会場：日本橋三越本店7階ギャラリー
　入場料：一般・大学生800円／高校・中学600円（小学生以下無料・税込）
　※全国を巡回
　http://space-bros.com/
　※近日公開