体に悪影響を及ぼす!寝るときに絶対やっちゃいけない姿勢5つ

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2014年03月11日 18:10  &Mama

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体に悪影響を及ぼす!寝るときに絶対やっちゃいけない姿勢5つ

みなさんは寝るとき、うつぶせになっていませんか? うつぶせは、枕に顔を埋めるのが気持ちいいので、ついやってしまいますよね。


しかし、実は骨格がゆがみ、腰痛や顎関節症が起きる場合があるそうです!


睡眠・呼吸メディカルケアクリニック『RESM新横浜』の白濱龍太郎院長が、著書『病気を治したければ「睡眠」を変えなさい』で、うつぶせを含めて、寝るときにNGな姿勢をまとめています。


今回は、この姿勢を5つご紹介します。



■寝るときにやっちゃいけない姿勢5つ


(1)うつぶせスリープ


まずは、うつぶせから。睡眠時無呼吸症候群の人にも多い寝方だそうですが、オススメできない理由があります。


「この寝方なら舌が気道をふさぐことはありませんが、胸部が常に強い圧迫を受けてしまいます。その結果、胸部を中心に全身の骨格がゆがみ、腰痛、顎関節症、O脚などが起きるリスクもあります」


(2)折り曲げ横向きスリープ&ひじ枕スリープ


また、横向きになって腕や足を折り曲げたり、ひじ枕で眠ったりすると、血流が悪くなる恐れがあるそうです!


「この寝方をすると、時間とともに腕や足にしびれが出るため、寝返りの回数が必要以上に増えてしまいがち。しびれや寝返りがきっかけで目覚めてしまい、眠りが浅くなる場合もあります」


(3)口パカスリープ


口をパカッと開けて寝ると、重力で舌がのどに落ちて気道が狭くなり、いびきや無呼吸、風邪の原因になってしまうそうです。


(4)枕高すぎスリープ


あと、枕が高いのもNGです。気道がふさがれて、睡眠時無呼吸症候群の原因になります。


(5)お姫様スリープ



そして、お姫様のように、組んだ両手を胸やお腹の上に置く寝方もやめた方がいいです。


「この寝方ではスムーズに呼吸がしづらくなります。すると交感神経が刺激され、眠りが浅くなってレム睡眠が増えます。レム睡眠の間、身体の一部が圧迫されていると悪夢を見やすくなってしまいます」


とくに女性は気を付けたいですね。



■寝るときは横向きスリープが理想的!


それでは、どんな寝方がいいのでしょうか?


白濱院長は、舌の落下が起きにくい”横向き”を推奨しています。この寝方は、睡眠時無呼吸症候群の人や妊娠中の人に適しているそうです。



そうではない人は、仰向けになって手足を自然に開く”大の字”が最適。この寝方だと、血液が無理なく全身を巡るため、血栓ができにくくなります。さらに、寝つきもよくなる、とのこと。



「また手足を広げることで放熱がスムーズにでき、深部体温が下がるため、寝つきがよくなるメリットも」


寝つきが悪い人は思いきって、まずは大の字になってみてください。



うつぶせだけでなく、枕が高すぎるのも手を組むのもダメなんて、意外ですよね。


ちなみに、この『病気を治したければ「睡眠」を変えなさい』には、寝方以外の情報もつまっています。子育てで忙しくて「寝た気がしない……」という人にも睡眠の質を高めたい人にもピッタリなので、ぜひ読んでみてください!



【参考】


※ 白濱龍太郎(2014)『病気を治したければ「睡眠」を変えなさい』 アスコム



このニュースに関するつぶやき

  • 最もよくないのは、寝方など気にしてしまうくらい神経質に物事を捉えることが安眠の敵だと思います。
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