『ちびまる子ちゃん』3/23はさくらももこ脚本の物語、5月は懐かしの原作をアニメ化

フジテレビ系で放送中の人気TVアニメ『ちびまる子ちゃん』が、原作者のさくらももこ氏のデビュー30周年を記念し、さくら氏自らが書き下ろした脚本によるオリジナルストーリーを、次回3月23日に放送することが明らかになった。

タイトルは「富士山バンザイ」で、幼少時代の記憶を重ね、富士山が大好きなさくら氏が書いた心温まる春の物語。春休みのある一日、散歩に出かけたまる子とと友蔵は、清水の港から見える富士山に感動してしまい、船に乗って三保の松原まで向かっていく。本編にはさくら氏が歌詞を書き下ろした「富士LOVEロック」という曲も登場し、まる子と友蔵がアニメでノリノリにロックするという。

さくら氏は脚本について「私の住んでいた清水では、学校からも通学路からも富士山が見え、自分のお気に入りの富士山が見える場所がいくつもありました。個人的には、日本平の茶畑から見る富士山が大好きでしたが、そんな思い出をもとに、『ちびまる子ちゃん』の中でも富士山を楽しんでいただけたらいいなぁと思って書きました」と、富士山を題材にしたエピソードを明かしている。

なお、アニメ本編の最後にプレゼントのお知らせも用意されているという。さらに、今年5月は「さくらももこデビュー30周年記念原作まつり」を開催も決定しており、1カ月間、懐かしの原作の物語がアニメ化されて放送される。ラインナップは以下のとおり。

『まる子、潮干狩りに行く』の巻(5/4放送)
『今日は体力テストだ!!』の巻(5/11日放送)
『みんなでフランス料理を食べに行く』の巻(5/11日放送)
『まぼろしのツチノコ株式会社』の巻(5/18放送)
『まる子、ラジオ体操がイヤで仕方ない』の巻(5/18放送)
『まる子、自分の部屋がほしくなる』の巻(5/25放送)
『おとうさんとおかあさん、けんかする』の巻(5/25放送)

（C）さくらプロダクション／日本アニメーション

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