オス猫とメス猫、実際どっちが飼いやすいの?

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2014年04月16日 08:02  マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

初めて猫を飼い始める時に、迷うのが「オス」を飼うか、「メス」を飼うかということ。オスとメスとでは、どんな違いがあり、どんな育て方に注意すればよいのでしょうか?オス猫とメス猫の性格、健康の注意、育て方の注意等をまとめてみました。


■甘えんぼさんが好きなら、断然オス猫


オス猫は活発な猫が多く、やんちゃなことも多いですが、人間とも積極的にコミュニケーションをとろうとしてくる猫が多いようです。特にスリスリ等甘えたり、「この人間は自分のものだ」とばかりに、独占欲を示したりしてくるのは、オス猫の方が多いとか。猫によって個体差はもちろんありますが、甘えん坊な猫が好きで、猫とモフモフするのが大好きという方なら、オス猫がお勧めです。


■女王様のような振る舞いがお好みなら、メス猫がお勧め


一方で、孤独を好む、猫らしい高貴なふるまいを見せるのがメス猫です。飼い主さんとのコミュニケーションは必要な時にしかせず、後は自分の好き勝手に暮らすことが多い傾向にあると言います。これは、メス猫は子供を育てなければならないため、警戒心がオス猫よりも少し高いことに由来するようです。


女王様のようないかにも猫らしいその醍醐味を味わうのであれば、メス猫がお勧めです。ただし、猫は本当に個体差が激しい生き物。メス猫でも死ぬほど甘えん坊な子はたくさんいます。あくまで、メス猫はあまり甘えないという「傾向がある」程度に考えたほうがよさそうです。家族としてお迎えする際は、猫が怖がらないようであれば少しコミュニケーションをとってみて、その猫が甘えん坊気質なのか女王様タイプなのかを見極める必要があるでしょう。


また、メス猫はマーキングをあまりしないため、飼いやすいと言われています。


■オス猫とメス猫、それぞれ飼う時にはこんなことに注意


オス猫はやんちゃで活発なので、その分カロリー消費量も高くなります。そのためエサの量は、メスよりもオスの方が若干多めに必要です。また健康については、オス猫の方がメスよりも尿道が細くて長いため、尿路疾患にかかりやすいようです。


成猫では尿のPHがアルカリ性に傾くことが多く、そのためアルカリ性で結晶になりやすいマグネシウム等の成分に気を付けてあげるとよいそうです。また高齢猫ではカルシウム等の成分が、尿PHが酸性に傾くことで結晶になりやすいとか。エサの成分にも気を付けて目を通してあげると、より安心です。


■オス猫とメス猫の発情期


オス猫は発情期のメス猫に出会わない限りは、発情期による問題行動が出にくいようです。オスが発情した場合は、尿スプレー等のマーキング行為を頻繁に起こすようになります。


またメス猫の場合は、年に3回ほど発情期があり、発情期が訪れるとさまざまな問題行動を起こしやすいようです。オス猫のようにスプレー行為もしますが、特に顕著なのが鳴き声。激しく転げまわり、うっとりしたような表情を見せたり、盛んに独特の鳴き声でオス猫を呼んだりします。メス猫を飼う場合、普段は問題ない子なだけに、発情期の行動に戸惑いがちです。飼う時には避妊手術について、獣医師さんにしっかり聞いて確認しておきましょう。


オス猫、メス猫という性別の違いだけでなく、個体による性格が強く出る場合もあります。飼う前には性別の違いと同様、その子の性格をしっかり確かめて、一緒に快適に暮らせるかどうか、しっかり確かめてみてくださいね。


(ファナティック)



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  • 両方飼った。しかしどっちを飼っても私がネコの召使いになることに違いはなかった。
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