ドイツ誌『キッカー』は26日、1860ミュンヘン所属の日本代表FW大迫勇也について、来シーズンの1部昇格を決めたケルンへの移籍交渉が進んでいると報じた。
大迫は、今年1月に鹿島アントラーズから1860ミュンヘンに移籍。ブンデスリーガ2部で15試合に出場して6得点を挙げた。1860ミュンヘンはリーグ戦を7位で終え、1部昇格は果たせなかった。
同紙は、MF長澤和輝所属のケルンが大迫獲得に動き、移籍交渉は進展していると報道。ケルンは当初、ブンデス2部のカイザースラウテルンに所属するドイツ人FWシモン・ツォラーの獲得を目指していたが、交渉が難航し、より安価で獲得可能な大迫に白羽の矢を立てたと伝えられている。
大迫は1990年生まれの24歳。2009年に鹿児島城西高校から鹿島に入団した。2013年にはJ1で19得点を挙げ、今年1月から1860ミュンヘンに所属している。日本代表としても国際Aマッチ7試合に出場して3得点を記録。ブラジル・ワールドカップに出場する代表メンバーに選出されている。
ケルンは今シーズン、ブンデスリーガ2部を制し、3シーズンぶりの1部昇格を決めた。昨年12月には、専修大出身の長澤を獲得した。