豪メディア『Daily Mail Australia』に、「僕の皮膚は41時間ごとに剥がれ落ちてしまう」と告白したアリ君。全身の皮膚がウロコのように乾き、水分を補うための1〜2時間おきのローション塗布を欠かさない。もしもこれを怠ると全身の皮膚は硬化し、体表面が縮小。こうなると動きが取れなくなるそうだ。「治療法がない」との医師の説明に母親はしばらく悲観にくれていたが、やがてこの子にもどうか普通の人生を送らせたいと望むようになり、本人も気丈に振る舞っている。だが「伝染するかもしれないから」と方々の学校に受け入れを拒まれ、「友達ができないことがとにかく辛い」と話す。おまけにアリ君の母親は、村の人々から迷信に基づいた“妊娠中にトカゲやヘビを殺したのだろう”というデマを流され、ひどく傷ついている。