主人公「木之本桜」の友人の知世ちゃん。さくらがカードを捕まえる際には衣装担当兼撮影担当となり、さくらの勇姿を余すことなくカメラに収めるのを生きがいとしています。危険な場面でも動じることのない強い(図太い?)心の持ち主である知世ちゃんの魅力を見てましょう!
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■相棒
さくらと一緒にカード捕獲の現場に居合わせる一般人第1位。魔法の力は持っていないので戦うことはできませんが、時にはさくらの参謀となって助言をしたり、トランシーバーや携帯電話等のアイテムを託してくれる貴重な存在です。
クロウカードの力で異空間に閉じ込められたとしても、さくらの力を信じて疑わない、それほどさくらに強い信頼を寄せていることが分かります。ちなみに現場に居合わせる理由は、決して魔法やカードに興味があるからではなく、自分が作った服を着たさくらが頑張っているシーンをビデオに収めたいから。さくらの動きを1秒足りとも見逃さない、その姿勢はあっぱれ!
■優しさと鋭さ
決して怒らない穏やかな性格の持ち主であると同時に、鋭い観察眼も備えているのが知世ちゃんです。相手が敵かどうかをきちんと見抜きます。その凄さはクロウ・リードの生まれ変わりであるエリオルも賞賛する程。小学校4年生とは思えない卓越した落ち着きぶりと人を導く力量。某推理漫画じゃありませんが、体は子供で頭脳は大人みたいな御方です。
■お嬢様なんですの
語尾に「〜ですわ」が付き、家はおもちゃ会社を経営、複数のボディーガードを従えるテンプレ通りのお嬢様です。そして料理とお裁縫(さくらの服に至ってはデザインから担当)も上手、コーラス部で全国大会出場と恵まれた才能の持ち主です。本編には描かれていませんが、成績もきっと優秀なことでしょう。さくらが毎回違う衣装を着られるのも、彼女の財力が多いに関係しているに違いありません。
■なかよしに“百合”を持ち込んだ偉大なる人物
さくらは知世ちゃんのことが大好き。知世ちゃんもさくらのことが大好き。でも、2人の好きは微妙に違う。そう、なんと知世ちゃんの好きは「友達」としての好きではなく、「恋愛」としての好きなんです。これに気付いた瞬間、「なかよし(連載雑誌)でこんなこと言わせて良いの!?」って思いましたよ・・・(遠い目)。
なかよしの歴史で、初めて百合を匂わせたのは彼女に間違いありません。桃矢お兄ちゃんを見てさくらを連想し顔が赤くなるあたり、筋金入りのさくらオタクではありますが、さくらの前ではそんな姿を一切見せず友人としての顔を見せる、良い意味で面の皮が厚い魅力的な女の子です。
さくらに1番近い場所で見守り続けていたのは、他ならぬ大道寺知世、その人です。主人公の活躍だけではなく、知世ちゃんの仏様のような魅力にも注目して下さい。
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★記者:あきにゃん(キャラペディア公式ライター)
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