J2第39節が1日に行われ、松本山雅FCはアビスパ福岡と対戦した。
松本山雅は勝てば昇格が決まり、引き分けだと同時刻に行われている2位ジュビロ磐田が引き分け以下で2位が確定という条件で試合に臨んだ。
スコアレスで折り返した前半。後半に入って57分に、松本山雅はDFラインから前線へロングボールを入れると、相手DFが足を滑らし対応ミス。そのボールをエリア手前の中央で受けた船山貴之が、自らドリブルで持ち込みシュートを放つ。福岡GKが触るもボールはゴールに吸い込まれ、松本山雅が先制に成功した。
71分には、山本大貴がエリア手前でボールを奪い、そのままシュートまで持ち込んで追加点。松本山雅が2−0にリードを広げた。順調に得点を重ねた松本山雅だったがPKを献上してしまう。79分に堤俊輔がきっちり決め1−2とし福岡が点差を縮めた。
試合はこのまま終了し、松本山雅が2−1で福岡に勝利。J1昇格が決まる勝ち点3を獲得した。
第39節の終了時にリーグ3節を残し、勝ち点77に伸ばした松本山雅に対して、カマタマーレ讃岐と1−1で引き分けたギラヴァンツ北九州が勝ち点65、ジェフユナイテッド千葉と2−2で引き分けた磐田も勝ち点65。北九州と磐田が残り3試合で獲得できる勝ち点が9で、最大勝ち点数が74点となるため、松本山雅の2位が確定している。
【スコア】
アビスパ福岡 1−2 松本山雅FC
【得点者】
0−1 57分 船山貴之(松本山雅FC)
0−2 71分 山本大貴(松本山雅FC)
1−2 79分 堤俊輔(アビスパ福岡)