残業代ゼロ法案、反対が7割 - 「サービス残業増加」「長時間労働に繋がる」

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2014年11月17日 13:22  マイナビニュース

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ワークポートは11月4日〜7日にかけて、同社に来社した20〜40代の男女264名を対象に「ホワイトカラー・エグゼンプション制度」について調査を実施した。


○7割が「ホワイトカラー・エグゼンプション制度」を知らない


「ホワイトカラー・エグゼンプション制度」とは、いわゆる"残業代ゼロ法案"のこと。ホワイトカラー労働者を対象に、労働時間規制の適用を外して、働いた時間に関係なく成果に対して賃金を支払うという制度だ。日本では2006年に導入が検討されたが、一旦頓挫していた。今年に入り、第二次安倍内閣で再度導入が検討されているが、実現の兆しは見えていない。


同制度について知っているか尋ねたところ、「知らない」が69%と多くを占め、「知っている」は3割に留まった。同制度に賛成か聞くと、約7割が「NO」と回答した。その理由として「サービス残業が増加すると思う」や「今の日本企業の体制だと、"ワークライフバランス"ではなく、"長時間労働"に繋がる」という意見が多く寄せられた。


一方、「YES」と答えた人からは「有能な能力や時間を有効に活用できる」、「在宅勤務という考えが認められやすくなる。女性の自立を促進できそう」といったコメントが寄せられた。賛成・反対の両方にともに見られる意見として、「労働時間を自己管理できる力があることが必要」などがあった。


(フォルサ)



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