バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWメッシ [写真]=Getty Imagesバルセロナは、11月30日に行われたリーガ・エスパニョーラ第13節のバレンシア戦でアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの受けたイエローカードが取り消されたと、4日にクラブ公式サイトで発表した。
バレンシアの本拠地、エスタディオ・デ・メスタージャで行われた同試合で、後半アディショナルタイムに、バルセロナのスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツが決めたゴールを祝福している際、観客から投げつけらたペットボトルがメッシの頭に直撃。同選手は頭を抱えてピッチに横たわり、治療を受けたが、主審はそれを時間稼ぎと捉え、イエローカードを提示していた。
バルセロナはこの判定に対して、競技委員会に不服申し立てをしたが、同委員会は3日にこれを却下。そのためクラブは同日中に上訴委員会への申し立てを行い、イエローカードの取り消しを要求していた。
同クラブは公式サイトで「上訴委員会は、木曜日(4日)に行ったバルセロナの不服申し立てを受け入れたため、バレンシア戦でメッシが提示されたイエローカードは取り消されました」と声明を発表している。
これによりメッシは、今シーズンのリーグ戦では、10月25日に行われた第9節のレアル・マドリードとの“クラシコ”で受けたイエローカード、1枚のみとなった。