【アニメキャラの魅力】「怠惰の罪」を背負う居眠り好きな王様「キング」の魅力とは?『七つの大罪』

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2014年12月29日 11:30  キャラペディア

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(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪」製作委員会
かつて王国最強最悪と謳われた七人の大罪人で結成された騎士団がありました。その騎士団は「七つの大罪」と呼ばれ、十年前に王国転覆を謀った逆賊として追われ、生死不明のまま団員は散り散りに。

 舞台はその十年後。王国聖騎士は反乱を企てて、王女は救いの手を求めるべく、聖騎士に唯一対抗できる「七つの大罪」を捜す旅に出ます。そんなところから始まるのが『七つの大罪』という漫画です。そのなかで「怠惰の罪」を持つものが妖精族の王様たる「キング」。本当の名を「ハーレクイン」と言います。いつも空中をふよふよと浮いていて、眠そうにしている彼のかっこよくてかわいい魅力をご紹介いたします。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■常識人

 変わり者揃いの団員の中では比較的常識人であるキング。礼儀もわきまえており、紳士的でしっかり者です。エリザベスが王女だと知ったときには慌てて非礼を詫び、正装で挨拶をし直すほど。王女であるエリザベスにはいつも敬意を持って接しています。

 基本的に面倒見も良く、自由で我儘勝手なバンの尻拭いのために奔走することもしばしば。そんなお人好しのキングですが、敵と認識した相手には女だろうと容赦しません。敵に対しては余裕の態度で「もう終わり?」と言って見下す姿は、さすがは妖精王の貫録。かっこいいの一言に尽きます!

■おっさん姿が正装

 基本的には常識的なのですが、やはり妖精族の王様だけあってか、普通の人とは少しセンスがずれているようです。衝撃を受けたり、正装をするときはおっさんへと変貌するのです。これがもうでっぷり太っていて老け顔の本当に見事なまでのおっさんです。いつもは茶髪茶眼の小柄な少年の姿ですので、このギャップがまたすごいのです(笑)。正装と言っておっさんの姿で挨拶してくるキングにはエリザベスも若干引き気味。騎士団時代もずっと正装で過ごしていたために、少年である姿をまったく知らなかったバンなど、再会した当初は「どこがキングなんだよ!」とまったく認識できなかったほど。しかも、本人はこの正装姿をかっこいいと思っているようです。そんな、人とはちょっとずれた感覚も天然でかわいいです。

■一途な想い

 同じ団員で、巨人族のディアンヌに恋をしているキング。ですが、ディアンヌは団長のメリオダスに恋をしており、完全なる片想いです。それでも、一途にディアンヌを想い続ける姿はとても誠実で素敵です。

 そもそもディアンヌとキングは騎士団に入るずっと前、ディアンヌが幼い頃からの仲です。記憶を失い、倒れているところをディアンヌに助けられてからずっと幼いディアンヌと共に生活をしていました。その仲の良さは周りの人間から「巨人と妖精のつがい」と認識されていたことからも明白!

 ディアンヌの方もキングを強く想っていたようで、「なんでもひとつだけ言うことを聞いてあげる」と言うキングに対し、「ボクをずっと好きでいて」とお願いするほど。しかし、すべての記憶を取り戻し、罪を償うために王国へと投降することにしたキングは、ディアンヌの中から今まで過ごした自分の記憶を消してしまうのです。一緒に居られなくなり、ディアンヌに寂しい思いをさせるくらいならいっそ・・・というキングの想いに、胸を締め付けられます。

 そして現在、過去の思い出をすべて忘れ、団長へと想いを寄せているディアンヌを、キングは約束通りずっと想い続けているのです。なんて一途!切なくてきゅんとするエピソード!こんなキングのことを応援しない人がいるわけがない!是非ともキングの想いが実ることを祈るばかりです。

 アニメ化も果たして漫画もさらに面白くなるばかり。これからのキングの活躍にも是非期待しましょう!


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【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:あん(キャラペディア公式ライター)

(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪」製作委員会

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  • ぐっ…ディアンヌの谷間に入りたい症候群の発作が…。エリザベスめ、羨ましいぜっexclamation
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