夫には分からない!? 「専業ママ」が24時間抱えるストレスとは

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2015年01月26日 17:51  &Mama

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共働き夫婦の数が年々増す中、「専業主婦なのに、子どもを保育所に預けるなんてちょっと気が引ける……」というママさんいませんか? おそらく専業主婦は「一日中家にいて自由、ラクでいい」といったイメージが今だ残っていて、理解が十分でないのもその理由の一つと言えます。


でも、専業主婦で乳幼児ママの場合、普通の仕事とはまったく“質”の違うストレスが溜まってしまうのです。


今日は、『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』(彩図社)の著者で、日本と欧米双方の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴が、ママのストレスの質と、ママも自分の時間を作った方がいい理由をお話します。



■専業主婦が抱えるストレスとは?


まずは、専業主婦の乳幼児ママのストレスが、パパや一般の人達が考えるストレスとは、まったく違うという理由をお話しましょう。


筆者は、毎週月曜日から金曜日まで、朝9時から夕方5時まで3歳から6歳の幼稚園児と過ごしています。


そこでわかるのは、小さな子どもと過ごしていると、絶対に自分のペースでやりたいことがやれないということです。


本の読み聞かせの最中におもらしをされる、お弁当を食べようと口に入れた途端にお茶をこぼされる、トイレに行こうとしたら「ゆうきせんせ〜い」と呼ばれる。日々こんなことの繰り返しです。


これが、乳幼児のママの場合は24時間、365日ですよね。


やらなければならないことを自分のペースではまったくできない、やろうとしていることや、やっていることを必ずと言っていいほど中断させられる。


世の中仕事は数々あれど、ママ業ほど自分の思い通りにできない仕事は他にはありません。


子どもができるまでは、自分のペースで行動できていたのに、突然24時間こんな状況になるのですから、産後うつや育児放棄に追い込まれるママがいても不思議ではありません。


そこで、お勧めするのが、“子どもと離れる時間”を持つことなのです。 



■ママが自分時間を持つべき理由1:精神的安定のため


いつもイライラして、ちょっとしたことにも腹を立ててしまうママと、いつも穏やかに楽しそうに子どもに接するママと、どちらが子どもにいい影響を与えるでしょうか?


もちろん、後者ですよね。


ママの精神状態は、親が思う以上に子どもに影響を与えます。


子どもに振り回され続けるママの仕事には、決まった休憩時間もありません。


ですから自分で精神と身体が休まる時間を作るしかないのです。


そのために、ぜひ一時保育などを利用しましょう。


たとえ月に1回でも、1時間でも2時間でも、美容院に行く、図書館で本を読む、おいしいランチを食べる、仲のいい友達と会うなど、子どもに邪魔されないで過ごせる時間を持つのです。


そうすると、精神的にリフレッシュでき、子どもとの時間を楽しめるようになるでしょう。



■ママが自分時間を持つべき理由2:子どもの親離れトレーニングのため


仕事をしているママの場合は、必然的に保育所に預けることになるでしょうから、否が応でも親離れトレーニングができます。


でも、専業主婦で子どもとべったりだと、なかなか子どもが親離れできなくなります。


幼稚園に行く年齢になった時、みんなが嬉しそうに幼稚園に行くのに、わが子は、親離れができなくて泣きわめく、なんて事態になってしまう可能性もあります。


親は周りに気兼ねし、子どもは馴染めなくて辛い思いをする。


どちらにとっても決してプラスにはなりません。


できれば物心つく前に預け始めた方が、子どもも慣れやすいでしょう。周りに気兼ねすることはありません。


わが子の親離れトレーニングなのですから、堂々と一時保育などに預けて、子どもと離れる時間を作りましょう。



いかがですか?


ママの時間を作ることは、ママのためだけでなく子どものためにもなるのです。ぜひパパもそんなママの休憩時間に理解を示してあげましょう!



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 【参考】


※ 平川裕貴(2014)『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』(彩図社)



 【著者略歴】


※ 平川裕貴・・・専門家ライター。日本航空国際線CA、外資系英語スクールを経て、1988年に子ども英会話教室設立。30年以上に亘り子ども英語教育に携わり、現在3〜6歳までの子どもにバイリンガル教育を実施中。近著は『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』。



このニュースに関するつぶやき

  • 専業ママやっている方はすごいと思います。毎日3食作り、子の年齢によっては人形遊びやままごとで同じセリフばかり言わされ飽きるだろうし、休みたい時に休めないだろうに。
    • イイネ!2
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