限定公開( 23 )
だんだんと暖かくなり、外で過ごすのが気持ちよくなる日が増えてきましたね。天気のいい日は、お弁当を持って家族でピクニックを楽しめる季節となりましたが、普段にもまして“食中毒”が気になりますよね。
食中毒を引き起こす主な原因は、“細菌”と“ウイルス”です。細菌もウイルスも目には見えない小さなもので、細菌は温度や湿度などの条件がそろうと食べ物の中で増殖し、その食べ物を食べることにより食中毒を引き起こします。
小さな子どもがいる場合、食中毒が原因で重病になってしまうということも考えられるので特に気をつけたいものです。
そこで今回は、食中毒を防ぐために気をつけるべきことについてまとめてみました。
■意外と知らない食中毒のウソ・ホント4つ
|
|
食中毒と聞くと、これから暖かくなる季節に多く発生するイメージがありますが、一年中を通して注意が必要なのはご存知でしたか?
意外と知られていない食中毒のウソ・ホントをチェックしてみてください。
(1)食中毒菌が発生していても臭いはしない!?
食べ物が腐れば異臭がしますが、食中毒菌は増えていてもほぼ臭いは発生しません。
(2)食べる「量」は関係ない!?
|
|
菌によって異なりますが、味見程度の量を食べただけでも食中毒を発症する恐れの菌も存在します。
(3)短時間で菌が増える!?
増殖スピードは菌によってさまざま。中には10分で2倍に増殖する繁殖力の高い菌もあります。
(4)食中毒の原因は直前の食事だけじゃない!?
症状があらわれるまでの潜伏期間は菌によって異なり、症状があらわれるまで食後数時間〜長いもので1週間程度のものもあります。直前の食事だけを疑ってはいけません。
|
|
■食中毒を防ぐためにするべきこと6つ
では、食中毒を防ぐためにどのようなことに注意すればいいのでしょうか。
(1)生鮮食品は新鮮なものを購入する
冷蔵や冷凍など温度管理が必要な食品の購入は、買い物の最後にし、購入したら寄り道せずに真っ直ぐ家に帰りましょう。また、肉汁や魚などの水分が漏れないよう、個別にビニール袋に入れると安心です。
(2)生鮮食品は他の食品と調理器具や容器を分ける
続いて大切なのは、生鮮食品は他の食品と調理器具や容器を分けるということ。これは、バーベキューでも言えることですが、生肉や生魚を扱った箸と食べる箸は分けましょう。
(3)しっかり手を洗う
生鮮食品を取り扱った後は、手を洗ってから他の食品を触るようにします。特に、生で食べるサラダの野菜などには触れないように。
(4)冷凍や解凍を繰り返さない
生鮮食品は、冷凍保存をして使うこともあると思いますが、冷凍や解凍を繰り返すと食中毒菌が増殖する場合があります。
(5)生鮮食品は中心部までしっかり加熱する
加熱を十分に行うことで、もし、食中毒菌がいたとしても殺すことができます。中心部を75℃で1分以上加熱しましょう。お弁当に詰めるときは、十分に冷ましてから、清潔な箸で詰めると安心です。
(6)お弁当は涼しい場所で保管し、早めに食べる
まだそれほど暑い季節ではありませんが、お弁当を作る時は菌を増やさないためにも、食べるまでの温度と時間に注意しましょう。また、食べ残したものは思い切って捨てましょう。
いかがでしたか?
食中毒は予防方法をきちんと守れば予防できるものです。特に、小さなお子さんのいる家庭では気をつけてみてくださいね。
【関連記事】
※ 酸っぱいモノは実はNG!? つわりを「改善する食べ物」、「悪化させる食べ物」
※ 「心がポキッと折れてしまう」精神力の弱い子に育つ親のNGワード3つ
※ 子どもが親の言うことをコロッと聞くようになる究極の「言い回し」2つ
※ スリムなあの人はもう始めている!? ダイエットの味方「すっぽんパワー」ってなに?
※ 生きたまま腸に届く!キレイなママは「こうじ酵素」でダイエット
【参考】
※ 家庭でできる食中毒予防の6つのポイント – 厚生労働省
※ 食中毒のウソ・ホント – 東京都福祉保健局
【著者略歴】
※ 島津優理子・・・一児の母。2010年長女の出産を機に日本語と英語のバイリンガル育児をスタート。試行錯誤しながら実践中。趣味はポーセラーツ、旅行。いつまでも若くて綺麗なママでいられるよう日々努力中。
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 andmama.media All rights reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。