イチロー、久々「1番」で存在感 前半戦を3戦連続安打締め

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2015年07月13日 10:50  ベースボールキング

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ベースボールキング

1安打1盗塁でダメ押しのホームも踏んだイチロー[Getty Images]
○ マーリンズ 8 − 1 レッズ ●
<現地時間7月12日 マーリンズ・パーク>

 マーリンズのイチローは現地時間12日(日本時間13日)、本拠地でのマーリンズ戦に「1番・右翼」で先発出場。7回の第4打席で安打を放ち、4打数1安打。盗塁と得点も1つずつ記録し、チームの快勝に貢献した。

 負傷のディー・ゴードンに代わり、およそ2カ月ぶりに「1番」に入ったイチロー。第1打席は空振り三振、第2打席は二ゴロ併殺、第3打席はニゴロと快音なく進んだが、7回無死二塁の第4打席でレフト前への安打を放ち、3試合連続の安打を記録した。

 安打の後、盗塁で二塁へと進んだイチローは、一死から3番・ヘチャバリアが放ったゴロをレッズの遊撃手・スアレスが送球エラーを犯す間に本塁を陥れ、8点目のホームを踏んだ。

 投げては先発のハレンが6回1失点と好投。その後をダン、キャップス、ラモスと繋いで逃げ切ったマーリンズが8−1で勝利。2連勝を飾った。

 現地時間14日にオールスターゲームが行われるため、この試合をもって2015年シーズンの前半戦が終了。マーリンズは連勝で締めくくったものの、38勝51敗で負け越し13の折り返し。期待の高かったチームはナ・リーグ東地区の4位に沈んだ。

 イチローは前半戦を3試合連続安打締め。離脱者が相次いだチーム状況の中、予想以上の奮闘を見せたベテランは打率.253、本塁打が1本で打点11をマーク。安打は47本で、MLB通算安打を2891本とした。

 自己ワーストの34打席連続無安打と苦しんだが、なんとかどん底期を抜け出して折り返しを迎えたイチロー。後半戦への巻き返しに期待がかかる。

◆ イチローの2015年・前半戦
・84試合出場
打率.253 本塁打1 打点11
出塁率.307 長打率.290 OPS.597
安打47 二塁打0 三塁打2 盗塁7

このニュースに関するつぶやき

  • イチローはやっぱり1日に5回打席に立ってナンボだと思う。
    • イイネ!4
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