2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の第4戦が11日に行われ、日本代表はアウェーでオーストラリア代表と対戦し、1−1の引き分けに終わった。この試合に1トップで先発した本田圭佑(ミラン)は試合後、「正直悔しいです」と感想を口にした。
日本は開始5分、本田のスルーパスに抜け出した原口元気(ヘルタ・ベルリン)がGKとの一対一を制して幸先よく先制する。だが、その後はオーストラリアに押し込まれる時間が続くと、53分にPKから失点。カウンターから迎えたチャンスも決め切れず、勝ち点1を分け合うこととなった。
試合結果について、「先制点を取っていただけに、ゲーム運びとしては計算通りだったので、仕方ないなとは思いますけど、正直悔しいです」と話した本田は、最前線でのプレーについて、「僕だけがいつもと違うポジションなので、自分の良さをしっかり生かそうというのと、6年ぶりくらいにやるポジションなので、本当に足を引っ張らないようにということだけ意識していました」と振り返った。
そして、自身のアシストから生まれた先制ゴールに関しては、「非常に良かった」としつつ、「あの回数、ああいった形をもう少し多く作り出せたら良かったと思います」と反省も口にした。
それでも、「本当に忍耐強く最後までチームとしてやるということが勝ち点1に繋がったと思っているので、悔しいですけど、この勝ち点1を良しとしたいなと思います」と、敵地で貴重な勝ち点を得たことを前向きに捉えている。
日本は11月15日に行われる第5戦でサウジアラビア代表と対戦する。