「てるみくらぶ」内定取り消し50人、厚労省が緊急の相談窓口を設置

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2017年03月29日 14:53  弁護士ドットコム

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破産手続き開始の決定を受けた旅行会社「てるみくらぶ」をめぐり、厚生労働省は3月29日、同社にこの春入社予定で内定を取り消された人を対象に、緊急の特別相談窓口を東京と大阪の「新卒応援ハローワーク」内に設けた。


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てるみくらぶは3月27日、資金繰りの悪化で営業の見通しが立たないとして、破産手続きを申し立て、開始の決定を受けていた。同社は同日、この春に入社予定の内定者50人に対して、内定取消しを通告していた。


こうした状況を受けて、厚労省は、てるみくらぶの内定取消者を対象に、特別の相談窓口を設置して対応にあたる。個別の就職支援(ニーズにあった求人情報の提供)や求職活動に役立つセミナーなどを実施するという。


厚労省・若年者雇用対策室の担当者は、弁護士ドットコムニュースの取材に対して、「この時期に大量の内定取り消しが発生することは異例で、緊急に対応しなければいけない必要性が生じたため、相談窓口を設置することになった」と述べた。


特別の相談窓口は、東京新卒応援ハローワーク(03−5339-8609)と大阪新卒応援ハローワーク(06-7709-9455)。厚労省は、その他の地域でも相談を受け付けており、最寄りの新卒応援ハローワークに相談するよう呼びかけている。


(弁護士ドットコムニュース)


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  • ……東日本の時も内定先の会社が翌日から電話繋がらなくなったって話があったのに、そっちは無視したよね。何なんだろう。両方救済すべき案件なのに。
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