チャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグが11日に行われ、ユヴェントスとバルセロナが対戦した。
ユヴェントスは決勝トーナメント1回戦でポルトと対戦し、2試合合計3−0と危なげなく突破を決めた。一方のバルセロナはパリ・サンジェルマンと対戦し、ファーストレグで0−4と大敗。それでもセカンドレグで6−1と大逆転を果たし、ベスト8へ駒を進めた。
ホームで先勝を狙うユヴェントスはFWゴンサロ・イグアインやFWパウロ・ディバラ、FWマリオ・マンジュキッチらが先発。対するバルセロナはFWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレス、FWネイマールらがスターティングメンバーに名を連ねた。
試合は早い時間に動く。7分、右サイドのフアン・クアドラードがエリア内にパスを通すと、ディバラが反転から左足でシュート。これがゴール左に決まり、ユヴェントスが先制した。
1点を追うバルセロナは21分、メッシのスルーパスでディフェンスラインの裏を取ったアンドレス・イニエスタがGKと一対一となったが、ジャンルイジ・ブッフォンが好セーブで凌いだ。
すると直後の22分、左サイドからマンジュキッチがマイナス方向に折り返したボールを、ディバラが左足ダイレクトでゴール左に蹴り込み、ユヴェントスのリードが2点に広がった。
後半立ち上がりの47分、バルセロナはメッシがディフェンスラインの裏に走り出したネイマールを狙ってスルーパス。このボールがエリア手前中央のDFにカットされたところをメッシが右足で狙ったが、シュートは枠の右へ逸れた。
ユヴェントスは54分、ダニエウ・アウヴェスのパスに抜け出したイグアインがGKと一対一を迎えたが、決めきることができない。それでも直後の55分、左からのCKにファーサイドのジョルジョ・キエッリーニが頭で合わせ、3点目が決まった。
68分、バルセロナはメッシからスルーパスを受けたスアレスがDFを背負いながら右足で狙ったが、シュートはわずかに枠の左へ外れた。バルセロナはその後も敵陣に押し込んで得点を狙ったが、最後までゴールを割ることはできず、試合はこのままタイムアップ。ユヴェントスがホームで3−0と快勝した。
セカンドレグは19日にバルセロナのホームで行われる。
【スコア】
ユヴェントス 3−0 バルセロナ
【得点者】
1−0 7分 パウロ・ディバラ(ユヴェントス)
2−0 22分 パウロ・ディバラ(ユヴェントス)
3−0 55分 ジョルジョ・キエッリーニ(ユヴェントス)