20日に行われたリーガ・エスパニョーラ第5節でベティスと対戦したレアル・マドリードは0−1で格下と見られていた相手にまさかの敗戦を喫した。
得点を奪うことができず、公式戦連続得点記録を73でストップさせ、サントスが持つ世界記録を更新することができなかった。
スペイン紙『マルカ』は「レアル・マドリードは約20年間で最悪のスタートを切った」との見出しで今シーズンの“白い巨人”の不調を訴えた。
同紙によると、レアル・マドリードがホームで開幕から3試合勝利がないのは、実に22年ぶりだという。この不名誉な結果を最後に記録したのは1995−96シーズンまで遡る。その年、レアル・マドリードはリーグ戦を6位で終え、勝ち点17差で優勝を宿敵アトレティコ・マドリードに譲った。
今シーズンも既に首位バルセロナと勝ち点7差をつけられ、7位に沈んでいる。第5節終了時ながら、早くもタイトル獲得を不安視する声が上がっているほどだ。スペイン代表MFイスコの覚醒や、同代表MFマルコ・アセンシオの台頭など明るいニュースはあるが、世界最高クラスのスカッドを誇るチームにしては物足りない結果となっている。