クルド人女性の入管収容「彼女は悪いことをしていない」解放求め渋谷駅前で抗議行動

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2018年03月07日 22:52  弁護士ドットコム

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トルコの少数民族「クルド人」の若い女性が、東京入国管理局の施設に不当に収容されているとして、彼女の解放をうったえる抗議行動が3月7日夜、東京・JR渋谷駅前でおこなわれた。SNS上の呼びかけで集まった約50人が「入国管理局は人権を守れ」などと書かれたプラカードを掲げた。


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収容されているのは、メルバン・ドゥールスンさん(22)。彼女の両親は2001年、トルコで迫害されたとして日本に逃れてきた。メルバンさんも翌年、6歳で来日。以来ずっと日本で過ごしている。ところが、メルバンさんは昨年11月、在留資格がないとして、突然収容された。クルド難民弁護団の弁護士によると、「彼女は何も悪いことをしていない」という。


もともとメルバンさんはパニック障害の持病があり、普段はトルコで販売されている薬品を使っていたが、収容施設ではその使用が認められておらず、発作に苦しんでいる。この日の抗議を呼びかけたハンドルネーム「swep」さん(42)は「私もパニック障害をもっている。薬が適切にもらえず、不自由な状況のおかれていることは、他人事ではない」と話す。


メルバンさんの解放を求めるキャンペーンは、ネット署名サイト「change.org」でも3月6日から立ち上がっている。この署名をはじめた会社員、二見元気さん(33)は「日本は、正規滞在じゃないと、人権がない状況で、犯罪者以下のあつかいを受けている。一般の人にも、おかしいということを知ってもらいたい」と語った。


この日の抗議行動は、拡声器をもつ人以外は無言で立っている「スタンディング」という形式で、特に顔見知りというわけでもないという。抗議行動に賛同するかたちで眺めていた男性は「クルド人はトルコで弾圧されている。自分もいつ、マイノリティとして迫害されるかわからない。身につまされる思いがした」と話していた。


(弁護士ドットコムニュース)


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  • 不法滞在は犯罪です。チョンコだろうが台湾人だろうがクルド人だろうがアメリカ人だろうがアフリカ人だろうがフランス人だろうが平等に犯罪です。
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