ホンダ「N-BOX スロープ仕様」市販モデルを「バリアフリー2018」で初展示

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2018年04月13日 16:02  マイナビニュース

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本田技研工業(ホンダ)は13日、インテックス大阪(大阪市住之江区)で19〜21日の期間に開催される「バリアフリー2018(第24回 高齢者・障がい者の快適な生活を提案する総合福祉展)」にて、「Fun for Everyone. Honda 〜移動の喜びを一人ひとりに〜」というテーマのもと、同日発表となる「N-BOX スロープ仕様」の市販モデルを初展示するほか、さまざまな福祉車両・福祉機器を展示すると発表した。

2017年8月31日にフルモデルチェンジを実施した「N-BOX」は、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を同社の軽乗用車として初採用し、全タイプに標準装備。また、広い室内空間や存在感のあるデザインを継承しつつ、新開発のプラットフォームやパワートレーンを採用するなどして商品の魅力を全面的に向上させた。今回、初展示するスロープ仕様は、車いすに乗ったまま後席に乗車できる「車いす乗車モード」に簡単な操作で切り替えが可能。荷室の床を引き出すとそのままスロープになるほか、手すりをワンタッチで設置できるなど、車いすの方と介助する方の双方にとってシンプルな使い勝手を実現した。

ホンダブースではそのほかに、コンパクトなボディーながら車いす利用者も含めて最大6名が乗車可能な「フリード プラス」や、3列目に車いすで乗車しても開放的な車窓からの眺めが楽しめる「ステップ ワゴン」など、それぞれのベース車両の特長を活かした福祉車両のラインアップを紹介。また、加齢や疾病などにより歩行能力が低下した方のリハビリ補助を目的とした機器「Honda歩行アシスト」や、障がいを持つ方の自動車運転再開に向けた能力評価サポートなどを目的として、全国の病院などで活用されている簡易型四輪ドライビングシミュレーター「Honda セーフティナビ」の体験コーナーも設ける。

同社は、「より多くの方に移動の喜びを提案したい」という想いのもと、全国の四輪車販売店、Honda Cars(ホンダ・カーズ)で、車いす利用者のための駐車場の整備や店舗のバリアフリー化を行っている。さらに、福祉車両の展示車・試乗車を常時配備し、介助士資格を取得したスタッフが在籍する「オレンジディーラー」を展開しており、車いすの方でも安心して来店できる店舗作りを行っている。現在、オレンジディーラーは全国に346店舗あり、今後も拡大を目指していくとのこと。(木下健児)

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