レアル・マドリードは今夏の移籍市場でクラブに所属する選手ら合わせて6名の売却を図るそうだ。イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
同クラブは今夏の移籍市場で、ベルギー代表MFエデン・アザールをはじめとした、世界トップクラスの選手を複数人獲得しようとしている。膨大な移籍予算が必要となることが予想され、同クラブは軍資金を調達する為にベテラン選手の売却を図るという。
指揮官の座に復帰したジネディーヌ・ジダン監督は、来シーズン構想外と自身の中で判断しているウェールズ代表FWギャレス・ベイルとコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの売却は確実だという。さらに、他クラブからの評価が高いドイツ代表MFトニ・クロースやスペイン人MFイスコ、ブラジル代表MFカゼミーロも、適当な移籍金が支払われるのであれば前向きに売却に応じるようだ。
ブラジル代表DFマルセロもポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの再会を求めて、ユヴェントスへの移籍が濃厚と伝えられている。レアル・マドリード側も、同選手の売却を希望しているため、交渉は楽に合意に達することが予想される。
レアル・マドリードの超大型補強に期待するファンも多い中、選手の総入れ替えに懸念を抱いている者も少なくないようだ。いずれにせよ、同クラブの移籍市場での活動に多くの注目が集められる。