技+力で中堅フェンス越えの10号2ラン メジャーの舞台で進化する大谷翔平

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2019年06月28日 14:50  ベースボールキング

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3回に第10号となる中越え2ランを放つエンゼルスの大谷翔平
○ エンゼルス 8 − 3 アスレチックス ●
<現地時間6月27日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手が27日(日本時間26日)、本拠地でのアスレチックス戦に「3番・指名打者」で先発出場。第2打席に2年連続2ケタ本塁打となる10号2ランを放ち、チームの4連勝に貢献した。

 大谷は1点リードの3回、一死一塁の場面でアスレチックスの先発右腕・アンダーソンと対峙。1ボール1ストライクから投じられた3球目は、内角低めに沈んでいくツーシーム。試合後のインタビューで「厳しいボールでしたけど、いいアプローチができた」と振り返った大谷は、肘を上手く畳み、難しいボールをコンパクトに捉えた。

 並の打者なら、遊撃手の頭を越え安打になる巧打。だが、大谷の打球はグングン伸び中堅フェンスを越えた。打球角度はライナーに近い22度で、飛距離は406フィート(約123.7メートル)。巧さとパワーがミックスされた一撃だった。

 その他の打席は厳しいストライク判定もあり、本塁打意外はすべて三振で4打数1安打2打点。打率は.290となった。

 日本人選手でメジャー1年目から連続で2ケタ本塁打を達成した選手は、松井秀喜(ヤンキース、エンゼルス、アスレチックス)、城島健司(マリナーズ)、井口資仁(ホワイトソックス)、福留孝介(カブス)以来5人目。先人たちは日本で数々の実績を作り海を渡ったが、大谷はまだ24歳。メジャーの舞台で進化する二刀流から、ますます目が離せない。

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