DeNAの連勝は7でストップ　中川虎が2回1失点でデビュー戦黒星

○ 中日 4 − 2 DeNA ●
＜16回戦・ナゴヤドーム＞

　中日は連敗を8でストップ。DeNAは連勝が7で止まり、プロ初登板初先発の2年目右腕・中川虎大投手がプロ初黒星を喫した。

　中川虎は初回、先頭の平田を二飛に退けたものの、一死から2番・大島に四球を与え、直後に二盗を許した。3番・アルモンテには二塁内野安打を許し一死一、三塁。4番・ビシエドには中犠飛を打たれ先制された。2回は一死から7番・京田、8番・木下拓に連打を許し再び一、三塁のピンチ。それでも、9番・笠原が試みたセーフティースクイズを本塁へ素早くグラブトス。冷静な処理で2点目は許さず、続く平田は左飛に仕留めた。

　3回表は9番打者として打席に入ったが、見逃し三振に倒れたあと、3回裏のマウンドには上がらなかった。中川虎は2回44球、3安打1四球で1失点。初回から荒れ気味で、ホロ苦い一軍デビューとなった。

　中川虎は箕島高を経て、2017年育成ドラフト1位で入団。プロ2年目の今季はイースタン・リーグで14試合に投げ、9勝3敗、防御率1.85をマーク。7月14日に支配下登録され、背番号は「104」から「93」に変わった。

　援護したい打線だったが、中日先発・笠原を捉え切れず2得点止まり。中川虎が許したビシエドの先制犠飛が決勝点となり、19歳右腕に黒星が記された。